A子の和子に対するストレスが溜まっている感じ。わざと困らせようとしているのか、言うことを聞かない、ぐずる、座り込んでしまうことの繰り返しのよう。昨夜ピアノを聞かせてもらったが、それなりに進歩をしていると感じた。ただいかにも集中力が続かなさそう。A子も根気よく付き合うよなあと感心してしまう。そんなことを話していたら当の和子「ヤマハの教室行きたい」だと。親の苦労子知らず、だね。朝食は納豆・キャベツの味噌汁・シシャモ。

放課後の補習が2時間続きになって集中力が保たないのか、後半になってうたた寝し始める奴がいて困る。普段の授業なら叩き起こして放逐するのだが、受験に必要な少人数があえて残って受けているものを叱り飛ばすのもなあ…と、つい見過ごしてしまって後から忸怩たる思いに駆られる。結局レジュメ2枚分をやって、まだ30分ほど時間が残っていたにも拘らず切り上げてしまう。退屈そうな顔、眠そうな顔を見ていられなくなるのだ。俺も打たれ弱いなあ。

H高との合同練習をやっているスイミングプールに出向き、指導してくれているI先生に挨拶。いつものように元気よく生徒に声をかけ続け、意欲を引き出している。生徒の反応がどうだ、態度がこうだといってやる気を上下させてしまう俺と比べ、なんて一途なんだろうと心から尊敬する。俺は拒否されるのを恐れるあまり、自分から遠ざかってしまっているのではないか。それでいて「生徒に気持ちが伝わらない」と嘆いていたのでは、全くのマッチポンプだ。

複雑な気分で帰宅。夕食は刺身とインスタントちらし寿司、シシャモの残り。マグロの刺身が三人とも大好きで、700円分の皿が一気になくなってしまう。祈など「ん、ん」と要求しっぱなし、茶碗の上に乗せてやると速攻でそれだけ食べてしまう。和子は「祈~ご飯も食べなよ」と突っ込みつつ、ぬかりなく自分も矢継ぎ早にせしめている。結局俺もA子も、一切れも食べることができなかった。でもこんな食への欲求を見せてくれるのが、何だか嬉しい。日本シリーズは敵地でホークスが三連勝、ついに王手。明後日の和田で決めてほしいね。