このところ毎晩、子供たちを寝かしてから少しずつ読んでいるのが東野圭吾「麒麟の翼」。帯の推薦文も「加賀恭一郎シリーズ最高傑作、筆者本人もその看板に偽りなしと申し添えます」と煽っているだけあってやっぱり面白い。今日何とか読み切って、それなりの感動に浸ることができたが…しかし最高傑作とはちょっと言いすぎでは。元々大した根拠もなくサービス精神の発露としての惹句だろうが、俺の中の評価では何といっても「新参者」、それに「悪意」や「赤い指」の方が完成度が高いと感じた。
何が不満かというと、まず父親の通夜の席での先生と息子の会話。この二人きりの場面では、先生が父親との電話内容に関して嘘をつく必要がないはず。単なる読者のミスリードを誘うためだけの設定と取られても仕方ない。また、結局父親の「労災隠し」の疑惑は晴れないのか、という点もすっきりしない。「父親は潔白だったと思いたい」という息子の願いが叶わないままでいいの?更に、最初の容疑者について、財布とカバンを持っていたこと・いわくありげな電話を残したこと・警察の制止を振り切って飛び出し車にはねられたこと、いずれも犯人と錯覚させるために作者が無理して取らせた行動と感じられてしまう。
これだけ愛読しておいて文句をつけるのも申し訳ないのだが、正直これらの点は瑣末なことと片付けられないだろう。いつも完成度の高い東野ミステリーにしては、少々雑な仕上がりなのではと感じた。だからこそ帯の「作者からの一言」が(出版社に頼まれてのこととは思うが)、売らんかなの精神が透けて見えて白々しく思えてしまった。今日は朝に納豆とキャベツ・ソーセージのソース炒め、昼にコンビニ海苔弁当、夜に焼きそば(具はキャベツ・ソーセージ・舞茸・もやし)。朝と夜の献立がかなりかぶってしまった。
補習を2時間気合いを入れて喋り続けるのは相当疲れる。ただ一人かなり見込みのある生徒が受講していて、彼のセンター得点が楽しみだ。早く現代史を終わらせて演習問題に取り組ませてやりたい。和子は今日一日ぜんぜんA子の言うことを聞かず、置いて行こうとすると「待って、待って」と泣いて困らせたそうだ。進歩がないなあと呆れてしまうが、祈の世話とYのピアノレッスンにばかり明け暮れて、自分の相手をしてもらえないと感じている和子の、ママに対する切実な自己アピールなのかもしれない。
何が不満かというと、まず父親の通夜の席での先生と息子の会話。この二人きりの場面では、先生が父親との電話内容に関して嘘をつく必要がないはず。単なる読者のミスリードを誘うためだけの設定と取られても仕方ない。また、結局父親の「労災隠し」の疑惑は晴れないのか、という点もすっきりしない。「父親は潔白だったと思いたい」という息子の願いが叶わないままでいいの?更に、最初の容疑者について、財布とカバンを持っていたこと・いわくありげな電話を残したこと・警察の制止を振り切って飛び出し車にはねられたこと、いずれも犯人と錯覚させるために作者が無理して取らせた行動と感じられてしまう。
これだけ愛読しておいて文句をつけるのも申し訳ないのだが、正直これらの点は瑣末なことと片付けられないだろう。いつも完成度の高い東野ミステリーにしては、少々雑な仕上がりなのではと感じた。だからこそ帯の「作者からの一言」が(出版社に頼まれてのこととは思うが)、売らんかなの精神が透けて見えて白々しく思えてしまった。今日は朝に納豆とキャベツ・ソーセージのソース炒め、昼にコンビニ海苔弁当、夜に焼きそば(具はキャベツ・ソーセージ・舞茸・もやし)。朝と夜の献立がかなりかぶってしまった。
補習を2時間気合いを入れて喋り続けるのは相当疲れる。ただ一人かなり見込みのある生徒が受講していて、彼のセンター得点が楽しみだ。早く現代史を終わらせて演習問題に取り組ませてやりたい。和子は今日一日ぜんぜんA子の言うことを聞かず、置いて行こうとすると「待って、待って」と泣いて困らせたそうだ。進歩がないなあと呆れてしまうが、祈の世話とYのピアノレッスンにばかり明け暮れて、自分の相手をしてもらえないと感じている和子の、ママに対する切実な自己アピールなのかもしれない。