A子が朝から忙しそう。午前中に公民館祭りの発表があるという。先日の奴はリハーサルだったらしい。子供たちは俺が見ることにして、一人アンパンと昨日のカレーの残りを掻き込んで出発。さて、起き出した子供たちに同じくアンパンとカレーの朝食をとらせる。食欲が増すようにとチーズ入りスクランブルエッグを乗せてやったのに、これはあまり好みではなさそうだった。卵とチーズを混ぜて電子レンジで加熱すると、油を引いたフライパンで作るよりずっときれいかつヘルシーにできるものだと感心していたのだが、作者だけの自己満足に終わってしまった。

三人を連れてレンタルビデオ屋、スーパーと廻る。どこへ行ってもYの知り合いや友達がいるのにびっくり。完全に俺より交友関係が広いね。同年代の子がいると見ると、どんどん声をかけて話を弾ませてしまうので、ひょっとしたら初対面の子もいたのかもしれない。スーパーでは高学年の女の子集団に「Yちゃーん」と次々声かけられてご満悦。「Y、可愛いって言われて人気者なの」と臆面もなくぬかすのは、誰に似たのか。帰るとA子も戻っていて、そうめんの昼食。

午後はア○タの第二駐車場で先月からやっているサーカスを見に行く。自由席券4枚+ファミリーボックス席料で計1万2千円と、結構な額だと思ったが、席についてみるとステージ真正面のかぶりつきで、迫力を楽しめそう。始まってみるとさすがに素晴らしい芸当のオンパレードで目が釘付けになる。ドッグショーで出てきたYくらいの女の子や、二人乗りブランコでアクロバットを披露した小学高学年くらいの女の子は、学校をどうしているのだろうか。祈は激しい音楽や光の続く中、何事かとステージをそれなりに注視していたのだが、ピエロが卵の山盛りになった高杯を観客席最前列でひっくり返す…実は紐がついていて落ちず、という出し物の時によっぽど怖かったと見えて、以降は泣き通しになってしまった。

それでも充分に楽しめた。俺一人では絶対に行こうという気にはならなかっただろうが、サーカスにしろコンサートにしろ、こういうイベントは金を払って見に行く人たちがいて初めて成立する文化だ。「テレビでも同じ」などと言ってケチっていたら、演芸や技能そのものが廃れていってしまうだろう。帰って、昼のうちに作っておいたおでんで夕食。日本酒を2合飲んでしまって、酔っぱらいすぎた。