今日と明日は家族サービスのため全ての用事を断って空けておいた日。昨日までF市実家ではA子に負担を強いていた負い目があるので、この二日間は精一杯奉仕するつもり。しかし朝ゆっくり過ごせるというのは本当に気分がいいなあ。相変わらず好天が続いていて、暑くなりそう。朝食は先日一人夜に食べようと買っておいた冷凍エビチャーハン、茹でトウモロコシ、昨日の肉の残り。予想通り冷凍食品だとよく食べる子供たち。トウモロコシも人気が高い。先を争ってなくなってもよさそうな高級肉が、いつまでも皿に残されている。

午前中はあちこち片付けや掃除。子供たちの衣類の整理はA子が担っているので任せて、俺はYのピアノ練習に付き合う。といってもただ横で聞いているだけだが。ずいぶん上手になったなあと感慨深いのだが、譜面を見て弾いていくことはできるものの、俺が一本指で歌謡曲の旋律をなぞるような感じで「アンの主題歌やってよ」と頼むと、「そういうのはできないの」と断ってくる。きちんと伴奏つきでできないと気が済まないのか、本当に勘で音を探してなぞっていくことが(できないことはないだろうが)苦手と感じているのか、ちょっと分からない。そういえば以前俺の一本指主旋律のみ演奏を、Yは友達に「パパはシンケンジャーとかプリキュアとか弾けるんだよ」と自慢していて、冷や汗をかいたことがあったっけ。

昼からは揃ってショッピングセンターに買い物。当たり前だがお盆休みの昼飯時とあって立ちくらみするような混雑。何とか駐車場の端にスペースを確保するが、まだうろうろ空き場所を求めてさまよっている車が敷地内に多数あった。クローゼットを整理する衣装ケースを複数その他あちこち回っていろいろ買いこむ。俺はただついて廻っているだけ。3人にジュースを買い与えたら、速攻で飲んでしまった祈が上二人の分をやたら欲しがって泣くので、走り回って自販機前に戻り、ペットボトルのアイスティーを買い込む。水物はいくらでも飲んでしまうから腹が心配だ。

夕方から盆と正月恒例の「森の家」へ向かう。既に弟一家と姉貴母子(M行さんは珍しく仕事で不参加)は到着していて、祈が歓声を挙げて迎えられる。そういえばN摘は2年ぶりの参加で、祈とは初顔合わせだ。当然けばけばしいN摘を怖がって大泣きする祈、しかし執念深い彼女のアプローチに終盤では大人しく抱っこされていた。N摘と仲良くなったのは何といっても和子。一緒にふざけ合って、これがあの外では大人しい和子かと目を疑うくらいのハイテンションになっている。常々和子は華美を好むキャラクターになりそうだと危惧していたが、ケバ女の代表のようなN摘とこう波長を合わせているのでは、まんざら杞憂とも言えなくなってきたぞ。