早朝5時半に家を抜け出して大会会場へ向かう。いつもは市中心部を抜けていくのに1時間以上かかる道だが、さすがに週末の早朝とあって快適に飛ばせる。おっと、和子が生まれたばかりの数年前やっぱり早朝に飛ばしていて、覆面パトに引っかかったことがあったっけ。あくまでも安全運転を心がけねば。途中コンビニに寄って朝飯用にヨーグルト&缶コーヒー、昼用にお握りとお茶を買って、6時半前に到着。一番乗りかと思いきや、同じ駐車場係&計時係のM間先生の方が早かった。聞けばここから10分足らずのところに住んでいると言う。それじゃ勝てないね。

開場時間まで送迎の車をさばき、あらかた到着し終えてからは建物の中で諸連絡・打ち合わせ。今日も計時の先生は少なく、少人数でスライド交代していく態勢を取らねばならない。ある組など、2時間連続でシフトに付いた後わずか30分の休憩、その後2時間半連続計時という割り振りになってしまった。トイレも自由に行けない。今回は仕方ないとして、ぜひ次回のブロック大会からは地元全ての高校水泳部顧問に役員派遣依頼を出してほしい。しかし今日は競技が丸一日あったためかお弁当が支給され、交通費も1,000円出た。やれやれ、ひもじい思いだけはしないで済んだ。

レースは悲喜こもごも。俺と同じく純粋に役員として参加している今年からI西高のJさんは、いたく感動してレースを見つめているが、俺はあまり興味がない。普段から親交のある先生には「○○君標準記録突破して良かったですね」とか「残念でしたね~まだ来年がありますよ」とか調子のいいことを言っていたが、自分が指導しているわけでないし正直地元の有力選手すらろくに知らないのだ。一緒に仕事をしている顧問6年目のM間さんの方がずっと現在の水泳界勢力に詳しい。そういえば今日から世界水泳だっけ。これもそれほど見たいと思わないし、第一家に帰ればテレビどころではない。

役員終礼を終え、後片付けもそこそこに(ほとんど一番に会場入りしたんだからいいだろう)家路を急ぐ。今日は子供会の夕涼み集会が公民館であり、肝試しの時は低学年の参加者には保護者が付き添った方がいいと言われていたのだ。しかし俺が和子と祈の世話を引き受けてA子が公民館に出向いたのだが、Yは一言「ママ帰っていいよ」と告げ、実際子供だけの組で十二分に肝試しを楽しめたらしい。解散時に俺が迎えに行った時にはたくさんのお菓子を抱えてホクホク顔だった。これが和子だったら、まず参加させるだけで一苦労、肝試しなんて泣いて嫌がるだろうなあ…今のところは。でも和子だって親の介助なんてすぐにうるさいと思うようになってしまうのかも。