今日から連休だが、初日の今日は特別に忙しい。まずはYと和子を連れて野球応援に行き、帰ったら園のママ友達と家族でK野外センターへ、クラフト体験と星座観察のコースを申し込んであるんだって。今日も日差しは凶暴なほどきつく降り注いでいるなあ。洗濯物を干している間、A子が朝食用意。ハム・チーズ乗せトースト。ありがたいが、彼女が作ると以前の余りものはそのまま放置されるので、次に忘れないように出さねばならない。まだ鍋に沢山味噌汁があるのだ。子供たちにたっぷり日焼け止めを塗って、水筒に氷をたくさん入れて、タオルを多めに持ち、ギラギラ太陽対策を万全にする。

球場はじっとしていると蒸発してしまいそうな暑さ、でもグランドでもスタンドでも生徒達は大張りきりだ。試合は大熱戦となり、辛くもうちのチームが最終回に得点して勝利することができた。連れてくるといつも途中で「もう帰りたい」という和子、今回も「あとどれくらいで終わるの?」としつこく聞いてきたが、M田先生はじめ周りの方々が優しく接してくれ、厳しい暑さの中にもかかわらずぐずらずむしろ楽しんで過ごすことができた。Yも張り切ってスタンドを「和子、行くよ!」とむやみに駆け回り、よくそんなエネルギーがあるなと感心させられた。

A子が迎えに来てくれ車で帰宅、手早く冷やし中華を作り食べさせ、今度は野外センターへ向かう準備を大急ぎで行う。ママ友と待ち合わせた時間が迫っているのにA子は「5分だけ、コンクールの課題曲弾いておこう」とYを連れてピアノの部屋へ入ってしまう。結婚して10年を越えたが、未だ時間の概念がかみ合わないとつくづく思う。案の定約束より10分も遅れ、さぞ他の家族は焦れて待っているだろう…と思いきや、まだ二家族が到着していなかった。全員が揃ったのは更に10分後、誰も文句も言わず笑顔で出発。してみると俺の時間感覚が世間一般とずれているのか。それとも社会常識とは別に「主婦時間(あるいは子育て中ママ時間)」というものがあるのか。

森の中の施設はさすがに涼しい。しかしクラフトは杉板を鋸でデザイン通りに切って焼き付け、写真立てを作るというもの。当たり前のようにノコ引きの役が廻ってきて、Y和子だけでなく他の友達の分まで引かされ、汗だくで肩が痛くなる。だだっ広い食堂で持ち寄ったおにぎりなどでの夕食。子供たちは喜んで駆け回り続けている。うちの子たちは午前中炎天下で走り回っていたはずだが、原子力エネルギーでも内蔵されているかのような動きっぷりだ。メインイベントの観星会は、行列を待って望遠鏡を覗くのだがちょっと子供たちには早すぎたようだ。土星の輪がリアルに見えて大人は興奮していたが。

暗い屋外でそれぞれ別個に並んでいたため、俺達だけ先に荷物置き場のホールに戻って待つ。受付で貸し出していた竹トンボに夢中になるY・和子。だが上手く揚げられず苦戦している。A子がアドバイスしようとするとYは「分かってるよ!」ときつく返し、俺には「ちょっとやってみて~」と甘えてきて、飛ばせて見せると素直に感心している。こりゃ完全にピアノ指導でのストレスが対応の差になっているな。A子ももう少しリラックスして接すればいいのに…とは部外者の勝手な弁か。遊び疲れて寝入った子供たちを乗せ、帰宅したのは22時過ぎでした、やれやれ。