5時に起きて準備。起き出したA子に「申し訳ない」と頭を下げて家を出る。今日明日と部活の大会で一日家を空けるため。その時は笑顔で「行ってらっしゃい」と送り出してくれたのだが…。朝食はコンビニお握り、H本と待ち合わせた駐車場で食す。

大会自体はいつものように過ぎる。ただ折り返し審判の数が少ないので休憩時間が短い。H本は200で自己ベスト更新。やれやれ、これだけでも参加した甲斐があった。競技終了間際になってA子から電話、「…もう大変」と呪うように告げられる。片付けもそこそこに帰途を急ぐ。

和子が夕刻眠くなって大ぐずりしたらしいが、不機嫌になっているA子は多くを語らない。口を開けば盆と正月の一族が集まる日程を気にして「その日は部活を休んでくれるんでしょうね」と念を押してくる。夕食は「そばかインスタントラーメン、好きな具を自分で冷蔵庫から持ってきて」と言い放たれてしまった。

自分で作ってもいいのだが、A子の言うままに卵と葱と油揚げを持ってきて、そばを作ってもらう。「美味しいよ、ありがとう」と言ってもムスッとしたまま。あの~、俺も一日働いてきてクタクタなんですけど…。何でこんなに卑屈に機嫌を撮り続けねばならないのか分からないよ。