昨夜子供たちを寝かせた後起き出して「名曲探偵」DVDなど見ていて夜更かししたため、今朝も6時過ぎの起床となってしまった。二日続けてA子に朝食用意と弁当を任せてしまう。といっても今朝母子はパンのよう。俺は一人残りご飯と納豆・味噌汁・焼きジャケで朝食。祈は数秒間くらいなら手を離して立てるようになった。歩こうという意志満々で、前に向かって足を出そうとしてバランスを崩し、座り込んでしまう。「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉は金馬の落語で知ったが、這っている時期に比べ立てた後に歩きだす期間はずっと短いと思う。

要録チェックを開始する。その他はさほど差し迫った仕事もなく、わりと余裕ある時間を過ごせる。最近よく話すようになったN藤氏と休憩室でしばし談話、日ごろ管理職に対する愚痴が多いので「現状を変える手立てとして、組合に入ったらどうですか」と勧めると、「僕は現状を変えたいんじゃなく、自分が楽な立場にいたいだけなんです」と正直すぎる回答。あえて露悪的に振る舞っているのだろうが、普段の必要以上に不機嫌な応対と相まって、やっぱり仲良くなれないと再確認。

空き時間に職員室文庫にあった「田村はまだか」を読了(俺も暇だね)。去年話題になった作品で、それなりに面白く読めたが、同級生のそれぞれの過去のエピソードが殆ど話の本筋に絡んで来ない(最初の腕白君のパンダ着ぐるみで走るエピソードを除く)のが、単なる短編集的な印象にとどまってしまった感じ。それらの話があるから小学校から重ねてきたそれぞれの人生を感じ取れるわけだが、その5人が心を揃えて田村を待つ心境に至る過程が省略されているのは本末転倒では。何よりマスターは自身の背景を語らず、「言葉をメモする役」として狂言回しに徹した方がすっきりした構成になった気がする。

帰宅して大急ぎで焼きそばを作るが、食べている間に水曜ピアノ生徒の兄妹が来てしまう。妹のAちゃんは早く唯達と遊びたくて、俺たちが食べているテーブルの廻りを遠慮なくウロウロして気ぜわしい。何より相手はまだ小学生とはいえ、プライバシーを覗かれているようで気分が良くない。A子のピアノレッスンに協力するのはやぶさかではないが、なんで生徒のきょうだいまで面倒を見なければならないのか、置いて行く親の見識を疑う。うちは託児所じゃないぞ!