寝坊してしまって、6時過ぎに布団から抜け出した唯の後をすごすごと起きる。どうもA子が弁当作成で早起きする日は、俺の責任感が鈍るのか寝過ごしてしまいがちだ。結局朝の日課としている日記は付けられず、洗濯物干しと朝食用意で精いっぱい。納豆・シラスおろし・シラスおろしワンタンスープの残り・子供たちにフランクフルト炒め。今日も和子は起きるのを泣いて嫌がる中、無理やりにトイレと着替えを強行。でもテーブルにつく頃にはケロッとしていた。

3年は午前日課で授業もほぼ終わり、しかし成績処理の準備と家庭学習期間に入る前の進路・生活指導が必要な生徒がいろいろいて、何かと忙しい。でも定時に帰れるだけましか。昨日出張時に寄った台湾料理屋があまりに魅力的で、午後の授業がない日に抜け出して行きたいくらい。でも我慢して、カップうどんと購買のお握りで昼食を済ませる。最近また食欲が増してきたようで困る。

定時に帰り、A子レッスンの間に夕食用意。今晩は鶏団子鍋。団子のネタはA子が用意してあり、白菜・椎茸・エノキダケ・タラ切り身・豆腐と一緒に煮る。最後にうどんを入れて、ポン酢でいただく。今晩も上二人は眠そうにぐずる。唯はそうでもないが、和子はママの膝に行きたいと我がまま全開だ。祈は夕食前にバナナを一本食べたのに、タラと白菜を和えたお粥をあっという間に平らげてしまい、食欲旺盛さを見せつける。二人ともこのくらい積極的に夕食に臨んでほしいものだ。

眠いとぐずった和子を途中で降ろし、歯磨きをさせて寝かせつける。ところが唯と風呂に入り上がってくると、元気になった和子のはしゃぎ声が聞こえてくる。食事時は眠いとぐずるくせに、食事が終わったと聞くと義務をパスできた安堵感からかまた騒ぐ力が出てくるようだ。本当にいっぺん食事のできない辛さを味わわせてやろうかと思うが、親の俺だって飽食の何不自由ない時代を過ごして今に至っているんだから、偉そうなことは言えない。