年末より、寝室で俺と唯が畳に布団を敷いて、A子と和子・祈がベッドで、ひとつの部屋で一緒に寝るようになっている。いびきや目覚ましの音で目覚めさせてしまわないか心配だったが、前者はともかく目覚ましは鳴る前に布団から抜け出せられている。今朝も4時半起きであれこれ朝の準備。朝食は納豆・大根の味噌汁・焼きタラコ・菜花と叉焼の炒め物。

三連休明けで、ぐっと冷え込んだということもあって全体に欠席が多い。我がクラスも2人欠席。昼休み、就職が決まらない女子生徒と面談。進学指導と違い、ここが難しいならこっちというようなアドバイスがしづらい。完全な買い手市場だからね。部活は相変わらずH本にメニューを渡しアドバイスをするのみ。今日も定時に帰宅する。

2階に上がると、和子がおでこに大きなばんそうこうを貼っている。聞くと朝の登園時に派手に転んだらしい。この寒い中でそんな痛い思いをしたのでは、さぞ泣いただろう。幸い今はケロッとしているが、幼稚園の方では顔に傷が残ってはいけないとずいぶん心配し、A子にすぐ連絡してくれたらしい。跡が残るほどの怪我でもなさそうだ。

夕食はマグロ漬け丼、俺とA子は山芋やめかぶ・海苔を乗せるが、子供たちはそれらを一切嫌がる。ただご飯にお刺身を乗せただけで食べたいらしい。幼くて複雑な味覚を理解する前の段階なのだろうが、少量の刺身を他の増量材で誤魔化すという手が使えず、必然的に俺たちの分は控えめになってしまう。怪我した和子は風呂をパス、久々に唯と一緒に入る。和子はいろいろあって疲れただろうに、消灯後もなかなか寝なくて、何度も客間で絵本読みを付き合わされた。