夜中1時過ぎに目覚め、ネットや洗濯物たたみなどして過ごし、4時半にまた寝、6時半に本格的に起きる。母子が起きだしたのはその2時間後。休日はのんびり過ごせて良いね。おでんと味噌汁の残りで朝食。ここ数日かなり冷え込みの厳しい日が続いている。子供の頃の感覚と比較したら、やっと冬らしい寒さに達したといった感じだが、やはり寒いとテキパキ動くのが億劫になる。金魚も心なしか動きが鈍く、餌の食い付きが悪い。
午前中は母子はピアノレッスンなど、俺は祈の相手を中心にして過ごす。この三連休、大半の教員は部活指導に勤しんでいるのだと思うと、さすがに引け目を感じる。しかし子供たちが小さく手がかかる間は、何と思われようと家庭中心で過ごさせてもらおう。来年度以降また部員が多く入って練習が活性化したら、それなりに取り組まねばならないが。祈は普段たくさん食べているせいか、唯・和子の乳児期と比べても発育が良い。日中過ごす衣類が、つなぎの赤ちゃん着からツーピースの幼児服がメインに替わりつつある。
昼に正月のピザの残りを焼き、俺はおでんの残りを平らげる。午後から町はずれの家具センターに唯の勉強机を買いに出かける。先日のランドセルと言い、小学校入学は何かと物入りが続く。件の家具センターは同様な目的の家族で大賑わい、迎え入れるセンターもたっくさんの店員を待機させて臨戦態勢。俺たちにも複数の店員が貼り付き、あれこれ丁寧に解説してくれた。店側としても年に一度の書き入れ時なのだろう。A子の粘り強い比較検討の結果、ベーシックな売れ筋の机に決定。椅子と合わせて十数万の買い物となった。しかし今後の長い学生時代を過ごすものだと思えば、ある程度の投資はやむを得ないだろう。購入決定までの長いやり取りの間、子供たちは中央に置かれたテレビの前で熱心に「トムとジェリー」を見ていた。家でさんざん見ているだろうに、よく飽きないね。
店で子供たち用に配られた風船を、レジ前で唯が手を離して天井に登らせてしまう。俺が「あきらめるか、お店の人に『取ってください』とお願いするかどっちかだね」と言うと、唯は泣きそうな顔をしていたくせに「いいよ、もういい」と尻ごみする。唯の性格からして店員に声をかけるのが恥ずかしいわけがなく、俺の口調から「迷惑をかけてはいけない」と察したのかもしれない。結局俺が頼んで取ってもらい、お礼を言わせた。A子は「机売り場で無料で配られていたんだから、またもらいに行けばいいのに」と不満そうだが、それは厚かましいと俺は感じてしまう。しかし帰る段になって、和子がもらった分をA子がうっかり天井に登らせてしまった時には、彼女は1秒もためらわずにすぐに売り場へ戻ってもらい直していた。
ところがせっかく再確保した風船(唯の方)を、店外に出て車に向かう途中、唯は糸を何かに引っかけて切り、空に昇らせてしまった。さっきの店内とは違って今度はしゃくりあげての大泣き。可哀そうにも思ったが、でもまた親がもらいに行って渡してあげるより、今回はあきらめるという感情を持たせる方が大事だと判断。なだめつつ車内に入り、仲人のK先生宅へ年始の挨拶に向かう。正月の間は、息子さんが箱根駅伝に出場したため一家をあげて応援に行っているだろうと、延期していたのだ。
市中を対角線に縦断してのドライブ、夕暮れの時刻はかなり渋滞していて予定時間を大きくオーバーしてしまった。しかしK先生は笑顔で応対してくださり、祈も含めて三人にお年玉とアンパンマンのお菓子セットをくださった。大ニコニコでお礼を言い車に戻る途中、和子がポツリと「でもお姉ちゃん、風船なくしちゃって可哀そうだね」と蒸し返す。せっかく忘れていたのに、余計なことを言うなッつーの!
午前中は母子はピアノレッスンなど、俺は祈の相手を中心にして過ごす。この三連休、大半の教員は部活指導に勤しんでいるのだと思うと、さすがに引け目を感じる。しかし子供たちが小さく手がかかる間は、何と思われようと家庭中心で過ごさせてもらおう。来年度以降また部員が多く入って練習が活性化したら、それなりに取り組まねばならないが。祈は普段たくさん食べているせいか、唯・和子の乳児期と比べても発育が良い。日中過ごす衣類が、つなぎの赤ちゃん着からツーピースの幼児服がメインに替わりつつある。
昼に正月のピザの残りを焼き、俺はおでんの残りを平らげる。午後から町はずれの家具センターに唯の勉強机を買いに出かける。先日のランドセルと言い、小学校入学は何かと物入りが続く。件の家具センターは同様な目的の家族で大賑わい、迎え入れるセンターもたっくさんの店員を待機させて臨戦態勢。俺たちにも複数の店員が貼り付き、あれこれ丁寧に解説してくれた。店側としても年に一度の書き入れ時なのだろう。A子の粘り強い比較検討の結果、ベーシックな売れ筋の机に決定。椅子と合わせて十数万の買い物となった。しかし今後の長い学生時代を過ごすものだと思えば、ある程度の投資はやむを得ないだろう。購入決定までの長いやり取りの間、子供たちは中央に置かれたテレビの前で熱心に「トムとジェリー」を見ていた。家でさんざん見ているだろうに、よく飽きないね。
店で子供たち用に配られた風船を、レジ前で唯が手を離して天井に登らせてしまう。俺が「あきらめるか、お店の人に『取ってください』とお願いするかどっちかだね」と言うと、唯は泣きそうな顔をしていたくせに「いいよ、もういい」と尻ごみする。唯の性格からして店員に声をかけるのが恥ずかしいわけがなく、俺の口調から「迷惑をかけてはいけない」と察したのかもしれない。結局俺が頼んで取ってもらい、お礼を言わせた。A子は「机売り場で無料で配られていたんだから、またもらいに行けばいいのに」と不満そうだが、それは厚かましいと俺は感じてしまう。しかし帰る段になって、和子がもらった分をA子がうっかり天井に登らせてしまった時には、彼女は1秒もためらわずにすぐに売り場へ戻ってもらい直していた。
ところがせっかく再確保した風船(唯の方)を、店外に出て車に向かう途中、唯は糸を何かに引っかけて切り、空に昇らせてしまった。さっきの店内とは違って今度はしゃくりあげての大泣き。可哀そうにも思ったが、でもまた親がもらいに行って渡してあげるより、今回はあきらめるという感情を持たせる方が大事だと判断。なだめつつ車内に入り、仲人のK先生宅へ年始の挨拶に向かう。正月の間は、息子さんが箱根駅伝に出場したため一家をあげて応援に行っているだろうと、延期していたのだ。
市中を対角線に縦断してのドライブ、夕暮れの時刻はかなり渋滞していて予定時間を大きくオーバーしてしまった。しかしK先生は笑顔で応対してくださり、祈も含めて三人にお年玉とアンパンマンのお菓子セットをくださった。大ニコニコでお礼を言い車に戻る途中、和子がポツリと「でもお姉ちゃん、風船なくしちゃって可哀そうだね」と蒸し返す。せっかく忘れていたのに、余計なことを言うなッつーの!