昨夜は義兄弟の飲み会でしたたかに酔い、先に二階に上がって横になっているところをA子から「和子を風呂に入れている間、祈の面倒を見ていて」と頼まれて安請け合いしたらしいのだが、そのまま寝入ってしまっていて、A子が風呂から戻ってみると泣きわめく祈を唯が途方にくれながら一生懸命なだめていたらしい。朝起きて開口一番にA子から叱責を受ける。すまないねえ、今日は子守りの役目をしっかり務めます。

午前中、うちと義姉のそれぞれの赤ちゃん(うちは祈、義姉は長女でAちゃん)に義母が雛人形を買ってくれると言うので、中央市内の店まで運転手役を務める。唯は腕白兄弟と一緒に遊んでいたいらしく留守番、和子も唯と一緒がいいと言うので置いて行く。我がままでいたずら盛りの子供たち4人を義父に押しつけるような形になって外出するのは気が引けるのだが、義母は市中の運転はおぼつかないと言い、A子も義姉も赤ちゃんの世話でハンドルが握れないと言うから仕方ない。往復3時間、何とか子供たちの攻撃をしのいでいてください。

買い物を終えて恐る恐る帰ってみると、和子はコタツで寝入っていて、腕白兄弟はそれぞれのDSに夢中、唯はその後ろから一生懸命小さな画面を覗いている。ちょっとくらい貸してくれてもいいのに、小4と小2の男子なんてのはもう自己中心の塊みたいな存在だから、唯の羨ましそうな視線など全く意に介さない。A子が今日も友達との集まりに行くと言うのでその送迎を受け持ち、ついでにその間近くの公園に子供たちを連れ出して遊ばせようと企画する。DSに釘づけの腕白兄弟はあまり行きたくなさそうだったが、義姉のの叱咤で不承不承車に乗り込んできた。

A子を昨日と同じファミレスで降ろし(しかし同じ場所でよく長時間居座れるものだ)、近所の公園で子供たちを遊ばせる。和子は寝入って起きなったが、初めあまり乗り気でなかった唯・A・Sの三人はすぐに珍しい遊具に興奮して夢中で遊び回る。ついには俺も巻き込んで大騒ぎの鬼ごっこを繰り広げることになった。俺も四十半ばを過ぎて、小学生や幼稚園児に交じってく園内をドタバタ走り廻らされる羽目になるとは思わなかったよ。でも充分満足した腕白兄弟から、家に帰った後の別れ際に「楽しかった、ありがとう」と礼を言われて満足。今日は晩飯をいただいた後、一人自宅へ帰らせてもらった。明日は部活もあるし、朝に不燃ゴミの回収もあるので。