ここのところ寝不足で朝起きるのが遅くなっている。今朝も6時過ぎにようやっとの思いで床から離れ、納豆とソーセージ炒めの朝食を用意。今朝も洗濯物を干す時間がなくなってしまい、A子に託すことになる。祈は穏やかな表情で良く寝ている。このまま全快となってほしい。唯・和子は今日が幼稚園の終業式。明日からしばらく身支度を急がせる忙しなさから解放されると思うと嬉しいよ。

学校では2学期最後の授業、放課、職員会議。明日の配布物のチェックを終えて定時に帰宅。一旦帰ってすぐに予約しておいた歯医者へ向かう。先日また歯の詰め物が取れてしまったのだ。上あごの右側、何だか奥から順に削り取られていくようで、数年後には右側で物が噛めなくなるんじゃないかと心配。よっぽど気をつけて歯磨きしているつもりなのに、虫歯の進行は止められないのかなあ。

買い物をして帰り、遅くなってしまった夕食。出来合いの唐揚げとマカロニサラダのみの、手抜きの内容。スーパーで2千円ごとに使える100円割引チケット、ちょうど2枚持っていたところを購入金額4,008円でぴったり使えたことを「君の喜ぶ顔が浮かんだよ」と割引き大好きなA子に報告すると、嫌な顔をして「自分が嬉しかったんでしょ、他人ごとにして聖人ぶらないでよ」と言い返されてしまう。言われてみるとなるほど「儲けた」という俗な嬉しさを自分の中に認めたくなかったのか。自分の感情ながら言われて気付く部分はあるね。

寝る前に再視聴しているハイジシリーズ、問題の「クララのお婆さん」登場シーンに考えさせられる。この物語は善なるハイジの障害要素としてロッテンマイヤーさんが描かれているが、本当は自分の職務に忠実な彼女を雇用者であるゼーゼマン家、特にあのお婆さんが愚弄しプライドを傷つけているのではないかと強く思う。礼儀やマナーがどうでもいいのだったら、何故彼女を雇用し続けるのだ?山育ちのハイジと、上流階級の社交文化にこそアイデンティティーを抱いているロッテンマイヤーさんでは価値観の対立が起きるのは分かりきったことだ。

クララのお婆さんは、つまりは視聴者全般の自己投影だ。ハイジという可哀そうな境遇に置かれた聡明な少女のよき理解者でありたい、ロッテンマイヤーという狭量な教条主義者にガツンと自由のパンチを浴びせてやりたい。そのくせ、ハイジのように自然を駆け回る逞しさもなく、ロッテンマイヤーの持つ伝統的な上流文化を身につけたい虚栄心も捨てきれない。都会にしか住めず、中途半端な教養しか持たない、功利的で怠惰な、現代の大衆そのものだ。