祈は座薬が切れるとまた熱を上げるようだ。今日もう一度子ども医院に連れて行ってもらうことに。こんなに小さい体で40度近い熱が何日も続くと、後遺症を心配してしまう。何より原因がはっきりしないのが不安だ。朝食は昨日の残り全般に目玉焼き。祈が心配で、我がままを言う唯・和子にいつもよりきつく当たってしまう。

授業は午前中で終わり、午後は学年会議と通知表の打ち出し。ずいぶんチェックしたつもりだったが、またプリントアウトした後でミスが見つかる。今回は文系のみ評定平均が1学期の数字で出てしまった。悪いが打ち出し直しはせず、そのまま配布して訂正してもらうことにする。もう殆ど推薦入試は終わっているし、調査書に必要な5段階評定は通知表には記載されないから。

定時に帰るとちょうどA子も祈の診察から戻ったところ。血液検査をした結果、白血球数が増えていて体の抵抗力が弱っているらしい。インフルエンザではないようだが、しばらく安静にして熱を下げ、明後日もう一度検査をすることに。とりあえず昨日処方してもらった抗生物質は使わないということになった。何だか違う方針の二つの医者に振り回されている感じ。祈は熱が高くなければ元気、食欲もある。

夕食は昨日のタネを使ってハンバーグ、今日はトマト缶を主体にジャガイモやみじんタマネギ炒めを加え、カレー粉をちょっと足した野菜ソースをたっぷりかける。昨日よりは良く食べてくれたかな。しかしそれも俺の料理の工夫は関係なく、食前の空腹具合が左右しているだけだとよく分かった。祈は夜になってまた40度越えの高熱、座薬を入れて落ち着かせる。早く平熱になっておくれ。