一人の夜だとどうしても飲み過ぎてしまう。冷凍チャーハンと刺身の切り落としで2本空けてしまった。今朝はのろのろと起きて、かろうじて洗濯、そばの朝食を済ませる。俺は一人暮らしを続けていたら、確実に体を壊していただろうな…。いつもうるさいと感じるばかりだったが、子供たちの顔を見ないで出勤することがこんなに張り合いのないことだとは思わなかった。

昨日のA子との会話が頭を離れず、学校でもテンションが上がらない。俺の場合気分が落ち込んでいると生徒に優しくなる(叱る気力もなくなる)ので、クラスや授業で接する奴らはこれ幸いと感じていたかも。7限総合で車免許取得に関する手続きを話し、学校で定められたルールを守ることの他に、事故への注意・かかる費用のことなど伝える。いや事故のことは俺自身気をつけ続けねばならないことだ。

定時に帰宅する。最近は駐車場で去年の副担だったT田氏とハチ合わせることが多くなった。お互い部活も見ず直帰できる、無気力人間同士ってことですか。あんまり自虐になっても仕方ない。帰ってピアノ室を覗くと、母子のレッスン中。A子とは昨日のことがあるのでお互い気まずい感じ。夕食はA子が用意したクリームシチュー、フランスパン。俺は祈の相手をして待つ。最近はただ抱っこしていてもあちこち動きたがって抑えるのに苦労する。

なぜか今晩は夕食準備から洗い上げまで全部A子がやってくれた。珍しいこともあるものだ。ただその間ずっと祈の相手をさせられていたけど。その後祈をA子が、唯和子を俺が風呂に入れ、絵本読み。寝かせつけの段になって和子が布団から抜け出し、客室でまた別の一冊を読んでやる。皆が大好きな「がらがらどん」を読んでやった後抱っこして寝室に戻すと、「和子パパが一番好き」と言ってくれた。優しい唯はよく言ってくれるセリフだが、和子からは初めてか。録音できれば良かったなあ。気付くと朝からの沈鬱な気持ちはどこへやらだ。我ながら単純だね。