今日は唯・和子の幼稚園も俺の勤務校もともに一般公開日、土曜だというのに朝から忙しい。来年から唯が通う小学校も同様で、もし俺たちが普通に休みだったら見学に行きたかったなあ。A子は朝からサンドイッチの弁当に勤しむ。俺は弁当と朝のおかず用にシャケを焼き、納豆を用意。子供たちはむずかることもなく普通に起き出して、いつもの通りのろのろとではあるが通園の服に着替えている。「土曜なのに」などという不満は頭からないようだ。素直な性格ということでもあり、曜日感覚がまだ定着していないということでもあるか。

出席を確認すると普段生活態度で注意を受けている連中が軒並み休んでいる。こりゃ土日にバイトを入れているなと思ったが、保護者を通じてきちんと欠席連絡を入れてくる者はそれ以上疑えない。連絡のない二名に電話をすると、一人は寝坊で「すぐ来ます」と答え、もう一人は電話に出ず母親からすぐ折り返し「体調不良で欠席」と連絡が入る。まあ無視してぶっち切らないだけましか。時間割変更で俺の授業持ち時間はひとコマのみとなっていたが、同科目のN氏の代替授業を受け持たねばならなくなった。時間に余裕があるから構わないが、氏の講義スタイルと違うのかどんどん当てていくのに生徒の反応が薄くやりにくかった。

放課後は参観中学生に部活を見てもらうのだが、うちは唯一部員のH本が体調不良で早退、やむなく未実施となる。主任が「水泳部に入りたいと言っていた子いたよ」と告げてくれるが、確か去年も一昨年もそんな参観生徒はいたのだが、結局入部につながらなかった。オフのこの時期少人に数での陸トレを見せても、あまり入部のモチベーションには結びつかないだろう。そう自分を納得させて定時に帰宅。明日の合同練習を見せられたらよかったな。

帰宅し、母子がピアノレッスンをしている間に夕食準備。手抜きで子供たちはレトルトカレー、俺たちはやはりレトルトの「吉野家豚生姜焼き」を丼にして、それぞれ茹で卵をトッピングする。A子は園の参観に行く時に祈を両親に預け、「泣くようだったら電話をくれればすぐに戻りますから」と再三伝えておいたにもかかわらず、帰ってみると祈がひどく泣いていて、お袋が「外出時には何か食べさせるものでも置いていってくれないと…」と苦情を寄こしたというので、いたく憤慨している。親父達にしてみればわざわざ電話をして戻ってもらうのも気が引けたのだろうが、ずっと電話を気にしていたA子にとっては「あれだけ念押ししたのになぜ連絡しない?」と不信を強めたことだろう。うーん、もっとうまく意思疎通できる手立てはないものか。