今日は唯の小学校入学前検診だという。発育に問題はないと思うが、それよりいよいよ小学校が現実のものとして近づいていることに感慨を覚える。通学路は国道上にあるので交通量が多く、行き帰りの安全が心配だ。また低学年の間は早生まれは何かと不利で、劣等意識を感じることもあるだろう。めげずに頑張ってほしい…って気が早いよ。朝食は納豆とキャベツ・ベーコン炒め、味噌汁の残り。幼稚園が給食の日なので俺も弁当はパス。

学校ではLHRの時間に全校集会で国際理解講演会。青年海外協力隊の農村開発支援でバングラデシュへ赴任した、まだ20代じゃないかと思える若い女性の話を聞く。上手く映像も取り入れてということもあって、これが断然面白い。エピソードを聞いているうちに、文化の違い・貧富差と幸福感・援助の在り方とは、など自然と考えさせられる構成になっていて感心した。いい年した大人のつまんねー講義(それはすなわち俺の授業も含む)ばかり聞かされている生徒たちにとって、新鮮な時間だったのではないだろうか。つくづく能力とは年齢とも経験値とも、無縁とまでは言わないが連動しているわけではないのだと思い知る。

自然と俺の20代の頃…教員採用試験と並行してJICAに応募して落ちたこと、教員採用一年目にUNESCOのアンコールワット修復事業に応募して、これは採用されたものの当時の管理職に反対されて涙をのんで参加を見合わせたこと、翌年めげずにNPOのワークキャンプ、スンバ島の植林事業に参加したこと、などを思い返していた。あの頃はなんであんなに国際協力という目標に向かっていたのだろう。プー時代を潜り抜け、やっと教職員に本採用されたというのに。たぶん教員という枠に収まってしまうことにまだ抵抗があったこと、教員で一人前でない現実から目をそむけ立派な仕事をしているという実感が欲しかったこと、あたりが当時の正直な心理だったと思う。

ほぼ定時に帰って夕食準備、切り出しの漬けとろろ丼とカボチャ煮つけ。最近はA子が三人まとめて風呂に入れてくれている。昔を思い返して感傷的になったせいか酒が進み、気付くと銚子を2本空けてしまっていた。数日前飲み過ぎであんなに苦しんだのに懲りないね。唯は健康そのものなものの、体重はまだ14.5圓世辰拭身長の順調な伸びに比べてなかなか増えないなあ。入学前に買っておかねばならないリストを見て、その品目の多さに驚く。これら一つ一つに名前を書いていかねばならないのだから面倒だ。それにしてもピアニカが5,000円以上するって、これ指定のものを買わねばならないわけではないだろう?昔使った奴はさすがに残っていないか。