遅ればせながら夏休みの通常日課が始まる。5時に起きて洗濯、母子は朝ゆっくり過ごすので朝食は作らず、自分の分だけ冷やご飯で済ませる。起き出してもまだパジャマのままうだうだしている唯が寝そべったまま「行ってらっしゃーい」と言うのを聞きながら、いつもと同じ7時半に出勤。和子はまだ完全に熟睡中、いつ起きるのかね?A子がラジオ体操に行かせたいと言っていたけど、少なくとも二人揃って参加させるには、かなりの生活改善が必要だ。

まず8時から部活。H本は当然だが、来たり来なかったりのM島も遠征中の自主練にしっかり取り組んだらしい。今日のメニューもへろへろになりながらも何とか喰らいついてきて、途中退水しなかったのは褒めてやろう。問題はこういう練習姿勢が続くかどうかなんだが。H本の方はあまりタイムが良くない。あちこち痛がるのはこの時期のお約束、それを乗り越えていかねば大幅な自己記録更新などできないのだ。メインを先に済ませて後は彼らに任せ、補習へ向かう。

今年は16人の参加と、過去にない盛況だ。全員出席でテキスト代も1回で集まってしまい、今のところはやる気の高さを感じさせるスタートとなった。ただ50分は短く、予定していた単元の半分しか進まなかった。いかに内容を精選させ、効率よく進んでいくかが問題だ。板書をやめ全部口頭説明にすればスピードアップは図れるが、それだと聞き書きをあきらめてしまう生徒が大半になってしまう。意欲はあるといってもうちの生徒レベルでは、板書内容をそのままうつすので精一杯らしく、効率化のためにこれを犠牲にはできないなあ。

午後はずっと面談。きちんと自分の進路希望を説明できない生徒、「とにかく子供に任せた」と関わろうとしない親が目立つ。でもこういったケースはまだ恵まれている方かもしれない。今年は親の経済状況悪化のため泣く泣く進路変更したという例も複数聞いている。いつもは穏やかに話の出来る保護者が、妙に戦闘的に構えて臨んできたのは、成績と進路希望がかけ離れているのを自分でも分かっているからか。別に反対はしないけど、そのままでは合格を勝ち取るのは難しいよと、常識的なアドバイスをするのみだ。

家に帰るともう18時過ぎ。いつもの勤務と変わらないね。餃子を焼き、モヤシを茹でて夕食。焼くだけの冷凍餃子だが、二パック作ったのに俺とA子の口に入ったのは数個と、珍しく子供たちに大好評。和子は好きなものはそればかり集中的に食べたがるので、時には親の分まで確保できなくなる。それにしても和子は、ご飯を食べたがらないのが意外と言うか理不尽だ。だってこんなに白くプクプクしていて、いかにも炭水化物過剰摂取と言う外観なのに。