夜中じゅう大雨が降り続く。朝まで残っていたらいやだな~と思っていたら、明け方には小やみになってくれた。洗濯物を風呂場に干し終えた頃になって、晴れ間も見えてきた。唯たちが暑い思いをしてカッパ着通園、という事態は回避できそうだ。最近朝食の用意は手を抜いていて、子供たちはA子の作った弁当の余り、俺たちは納豆とキムチや海苔佃煮程度で済ませている。A子の台所使用できちんと調理する時間が取れないことも原因だが、要は俺が面倒くさがっているわけだ。
 
今日は午後から地元企業と高校の合同情報交換会。ワイシャツ&ネクタイに着替え、中心駅前のB横町でラーメン+ギョーザライスの昼食をとり、会場に向かう。100社以上の集まったこの会場で、主に三年部職員を中心に分担してできるだけ多くの企業と話をし、求人票を送ってもらえるようにしようという作戦。しかしこの地区の学校がわんさと集まって、それぞれのブースに列をなして並ぶ状態。なかなか面談にこぎつけない状態が続く。ちょっと前までは企業の人事担当が学校に出向いて、頭を下げて人材確保を図ったものだが、今や完全に立場は逆転したなあ。
 
面談の終わったブースに飛びつくようにして入り込み、何とか割り当てを含め13社程度の面談をすることができた。進路課から渡された名刺も奇麗に掃けた。どの企業も欲しい人材としてあげた条件が「コミュニケーション力のある人」と一致していた。引きこもりや突発キレ事件などニュースでも珍しくなくなって久しいが、周囲とのかかわりが上手く保てない人間が現実の社会で確実に増えているのだと実感。うちの学校はその点ではまだ素朴というか、田舎ならではの協調性が残っている気がするのだが。
 
会が終わった後、三年部のメンバー5人出席のうち担任同士で飲みに行こうと約束がしてあった。しかし俺はどうしてもそのことをA子に伝えることができず、結局断念し帰ることに。だってここのところ帰りは遅いわ週末は部活に取られるわで、全然家庭への協力ができていなかったから、こんな突発の飲み会でまた遅くなるなどと言おうものなら、どれだけ機嫌を損ねられるか分からない。学校へ戻って部活を見、帰宅して夕食(これもラーメン+ギョーザだった)、子供たちを風呂に入れて後は寝るだけという時になって、飲んでいるN氏から電話。「奥さん怖いですかあ?」だって、まったく独身貴族はいい気なものだよ。