朝の忙しい時間に、何とか日記をつける時間をひねり出している毎日。誰のためになるわけでないし、やめちゃおうかなと思うこともある。子供たちだって、大きくなってこんな記録があることが分かったら、喜ぶどころか嫌がるに違いないだろう。でもなあ、こんな記録を誰よりも俺自身が将来欲するんじゃないかと思うんだ。将来ったってそんなに長い時間が残されているわけじゃないけどね。
朝食は子供たち用に目玉焼き、俺たちは昨日の焼きジャケの残り・納豆。レタスをちぎってドレッシングとポン酢で和え、簡単サラダとする。子供たちはレタスがあまり好きではないので、ちょっと濃いめの味付けにしてみる。毎朝のことだが、俺の用意した食事をどのくらい(量というより熱意)食べてくれるのか気になっているけれど、子供たちがテーブルにつく頃には出勤しなければならない。二人とも幼稚園が始まってスムーズに起きられているのは喜ばしい。
学校では本格的に授業が始まる。年度初めは俺の授業スタイルに慣れず、返事や態度が消極的で叱られる生徒も多いが、最近は俺もなるべく怒らないようにと心がけている。午後に一コマテスト監督をやって、年休を取って急いで帰宅。唯がもう庭で待っていて、そのまま車に乗せてピアノレッスンに向かう。道中寝かせてはいけないと、「あ、鯉のぼり見えたね~」「唯はゴセイジャーの人間の時の名前全部言える?」など、いろいろ考えて声かけを続け、会話をしながら過ごす。昼飯を食べる暇がなかったので、レッスンの間抜け出して近所の吉野家へ。やっぱりすき家より旨い、と言うか俺自身昔から食べ慣れて懐かしく思える味だ。
帰る途中に買い物をして、夕食は漬け丼とレトルトの中華卵スープ。ご飯をほんの少し盛り、その上に盛大に刺身を並べてやったのに、それでも上物だけ食べてご飯はイヤイヤ口に運ぶ和子。ご飯とおかずを一緒に食べる美味しさってのは、後天的に学ぶものかね?毎晩祈から風呂に入れ、その後で二人が入ってくるのを待つため、最近では俺は先に上がって唯と和子の二人で風呂にいることが多くなった。もちろん事故があってはいけないので、すぐ近くに待機しているのだが。狭い浴槽に三人で過ごす(それはそれで楽しいのだが)よりも、お互い快適なようだ。