朝5時起きでゴミ出しに階下へ降りたら、携帯が鳴りだす。びっくりして着信を見ると寝室のA子から。祈に授乳中で、横になってしまった唯の寝相を、このままだと和子の顔に足が当たってしまうので整えてほしいとのこと。あーびっくりした。結局和子は起きてしまい、そのまま俺が引き取ることに。朝のこの時間だけが、日記つけも含む俺の自由時間なのに…。絵本をいくつか読んでやった後、そのまま和子を脇にして日記つけを敢行。いつも短時間での推敲なしの一気書きだが、今回はさらに輪をかけて急ピッチでアップさせた(昨日の日付)。

お袋が通院するというので朝食の準備もこっちで請け負っていて、ただでさえ時間のないところへ洗濯機のエラーで途中で止まったのに気付かず30分以上も無駄にしてしまう。俺の焦りを知ってか知らずか、A子はいつも以上にのんびりと朝を過ごしている。唯たちの着替えを済ませ、階下で食事をさせている時にぐずった唯をつい一喝して泣かせてしまう。そのままフォローせずに2階へ上がり、残されたわずかな時間で追い立てられるような気持で洗濯物干しをしていると、ベランダの寝室側の窓が開いて、A子から「もう後はやっておくから…」と何だか迷惑なような疲れた口ぶりで出勤を促される。

昨日から何だか一生懸命になりすぎて空回りしているようで、全然有難がられていないのが虚しい。この日記も子供たちの成長記録のはずなのに、俺の「こんなに努力しているのに感謝されない」という愚痴ばかりが書き連ねられて、馬鹿馬鹿しいうえにみっともない。こんなことを書くために貴重な時間を割いているのか。職場に行ったら全国大会を控えたNさんから「忙しくて死にそうだ~。○○さん、可愛い子供たちと遊ぶのは僕がやりますから(引率を)替わりませんか?」と声をかけられる。軽い気持ちの冗談だと十分承知しているが、今の俺は「どっちが本当に大変か替わってみるか?」とマジに返したくなる。

入試合格発表の業務、一番大変なのは発表を見に駈けつける受験生親子の交通整理だった。あとは一覧表の作成で定時まで。帰ると和子が食事の最中で沈没したらしく、A子が寝かしつけている。静かにしていようと寝室に近寄らないで階下にいたら、しばらくして大声で呼ばれるので驚いて駈けあがってに行く。「ずっと来るの待ってたんだよ、和子のパジャマへの着替え手伝って」だって。夕食はレトルトのカレーらしく袋が出してあるが、こんなのテーブルに置いて済ませるくらいなら、初めから俺に決めさせてくれと言いたい。自分でそばを茹でて食べる。唯を風呂に入れ寝かしつけた後、A子が客間に入ってきて今朝の唯への叱り方をたしなめられる。おかしいなあ、彼女が入院・実家静養でいない時の方がずっと平穏に過ごせていたのに。どう考えても俺が苛立ってしまう原因は子供たちではない、と彼女も気付きそうなものだが。