休日は本当に息つく暇もない。早朝に起きて家事の合間につけるこの日記だけが、自分のために過ごせる時間だ。祈が生まれるまではそれでも唯のピアノ練習の間だとか、A子が二人を連れて外出している間だとかは、解放されて大河ドラマなどを見ることも可能だったが、今はそれさえ難しい。今朝も日記をつけた後、洗濯・片付け・朝食用意…と、追われるように時間が過ぎて行く。

朝食の時間、何気なく「最近は本屋やCD屋に行かずネット注文で済ませるようになったね、昔はしょっちゅう行っていたのに」という話をしたら、A子がにやにや笑いながら「そんなに行っていた?あなたって家にばかりいるイメージがあるから」と返してよこした。彼女にしてみれば悪気はなかったのだろうが、俺がどれだけ仕事をやりくりして家事につくしているのか、その言い方はないだろうと憤懣が募る。

午前中、和子の誕生ケーキを受け取りに先週に続いて子連れのお出かけ。今回は唯も行くというので3人でケーキ屋・図書館・スーパーと廻り、帰るとA子は祈と一緒にぐっすり寝ていた。夜通しの世話で疲れているのだろう、といたわる気持ちが半分、さっきの言葉に反発して俺への感謝を強要したい気持ちが半分。子供たちの昼食用にお好み焼きを作っていたらA子が起きだして、さすがにばつが悪そう。みんなで和子の一日早い誕生会を行う。今日はちゃんと備えつけのロウソクを立てることができた。

食後、A子が唯のピアノ練習をさせるというので、その間45分だけ大河ドラマを見させてと言って寝室に入るが、何故か子供たちも戻ってきて騒ぎ始め、祈も起きて泣き出してしまうので断念。朝からずっと家事や子供相手のし通しで、ちょっと息抜きの時間が欲しいのになあ…。和子の喜ぶ夕食をということで、海老フライの作成に取り掛かる。何だか食べる準備ばかりだ。海老・一口カツ・椎茸を揚げ、レタスとトマトを敷きレモンをあしらう。ソースはタルタルとブラウンの2種類を用意し、なかなか豪勢に仕上がった。

食事、風呂、寝かせつけと過ごして、一日が終わる。運動らしい運動もしていないというのに、何だかクタクタだ。