唯は工作が好きで、折り紙や空き箱を使ったオブジェをせっせと作っては見せに来る。折り紙やセロテープなど安いものだし、手指機能の発達につながるしなにより創造力が養われることを思えばどんどん奨励したい遊びだ。しかしこれが家の中に溜まってしまい、捨てるに捨てられず弱っている。「もうこれはいいだろう」と判断してこっそり捨てたものに限って目ざとく気付き、「唯の作った○○どうしたの?」と問い詰められるのが辛い。確かに取っておけばよい記念になることは分かっているのだが、そのためのスペースを確保するのも難しい。

A子が帰ってきて、また寝かしつけに苦労する日々が復活した。特に和子は食事の時までは眠たがるくせに、布団に入ると興奮してしまって大声で喋りまくり、あげく布団から脱出してそこらをうろつき回る。したがって今朝は二人とも朝が辛そうだ。洗濯を終え、7時になって起こしに行くと、A子はすでに起きていて授乳の最中だったが、二人はピクリとも動かない。さんざん苦労して着替えさせ、下に連れていくともうほとんど時間がない。後はお袋に任せ出勤。

学校は午前のみの短縮日課。午後に成績つけの仕事がはかどる。定時に帰り、祈の沐浴を手伝ってそのまま二人を風呂に入れ、その後に夕食。お袋が用意してくれた唐揚げ・コロッケなど。いつも食事時に眠くなってぐずる二人だから、先に風呂に入れて目をさまさせておこうと考えたのだが、やっぱりテーブルにつくと「眠い」とぐずりだす。食事の席につくと自由に動けないものだから、眠気を誘発するらしい。そのくせ「ごちそうさま」と席から降りると元気になってはしゃぎ回り、歯磨きも布団に入れさせるのも大いに困難になる。

和子は歯磨きにせよ風呂上がりにせよ、「○○をするから来なさい」などと言うと必ず「ちょっと待ってね~これやっちゃってから」と遊びの途中であることを強調し、一段落してから言うことに従うようになっている。それはいいのだが、その後の遊びや片付けが目に見えてスローモーになり、いかにも遊びたいというよりこちらをじらしたいんじゃないかと勘繰りたくなる。そのくせ「もういいからこっちへ来なさい」と強引に抱っこしたりして移動させると、「まだやりたかった~」と大泣きになってしまう。全く手がかかる奴だ。