今朝も冷たい雨が降っている。仕事に行きたくなくなるなあ。ご飯と焼きジャケ、めかぶとろろの朝食。子供たちの着替えを手伝ってから出勤。毎朝「行ってらっしゃーい」の後「どんなに急いでも交通ルールは守ってねー」と判で押したように決まって俺に告げる唯(和子も覚えて同じようにに唱和するようになった)、最近は「お酒を飲んで運転しないでね」とマイナーチェンジを見せている。よっぽど俺の運転が心配なんだろうか?

3年の学年末テストが始まる。授業時数確保とかの至上命題で、1月いっぱいを通常授業にして2月に入ってからテストをやるものだから、大学入試と重なってしまってテスト欠席者が大量に出る。定期テストを残して受験本番に備えなければならない生徒の心的負担も増すことだろう。これまで行われてきていた年間計画はそれなりに意味があるのに、目先の数値目標に踊らされて安易に日程を変えるとたいてい生徒の不利益につながってしまうものだ。

定時に帰り、子供たちがA子とピアノ室で過ごしている間に夕食準備。家にあるもので済ませようと、オムライスとかぼちゃの煮つけ。ピアノを終えて2階に上がってきた唯に卵の搔き混ぜを頼むと、実に嬉しそうに手伝ってくれる。料理の手伝いをしたくてたまらないらしい。そんなところも俺に似たのかな。A子は唯のピアノ態度が不真面目だと言って不満そう。あれほど子供に寛容な彼女がことピアノになると、教育ママ的な神経質さを見せてしまうのが不思議だ。

二人を風呂に入れる。山形のホテルでもらってきたクマのスポンジが和子の大のお気に入りだったのに、いじくりまわしすぎてついに首がちぎれてしまう。その時は「あー、とれちゃったー」と悲しそうな声を出したが、案外ケロッとして風呂から出ていった。子供たちが空き箱で作ったわけのわからないオブジェや、裏山で拾ってきた木の実や松ぼっくりなど、勝手に捨てられないで家の中に溜まっていく一方なのだが、親が思うほど物に執着しているわけではなさそうだ。