昨夜はウィスキーを寝酒にしながら遅くまでDVD鑑賞していたので、起きるともう7時をとうに過ぎている。久々にうっすらと二日酔い気分、そんなに飲んでいないのに弱くなったなあ。朝食はA子の作るトースト・コーンスープ。俺は明日の廃品回収に備えて古新聞や空き瓶・空き缶・段ボール類をまとめる。下の階と合わせると結構な量だ。A子が歯医者に行っている間、子供たちと遊ぶ。毛布ブランコをやるがもう重くて思うように振り回せない。子供たちは大喜びするのでいつまでもやってやりたいのだが、二人抱っこダンスもそうだがもうできる期間はそんなに長くないと思わされる。

昼はインスタントラーメン、白菜の卵とじ乗せ。A子はこのあと実家のピアノレッスン、さらに園のPTA打ち上げ会があるので夜まで帰って来ないとのこと。子供たちの世話を引き受けるのはいいが、あまりあちこち出歩いて破水などしないように願いたい。唯も和子もママがいる時は俺の方にはほとんど来ないが、さすがに今日は「一緒に遊んで」とせがんでくる。庭でボール遊びしよう、と上着を着せて外に出ると、冷たい北風を正面から喰らって和子が泣き出し、俺の脚にしがみついて離れない。仕方なく部屋に戻って「ピタゴラスイッチ」など見せる。

買い物に連れ出して帰る途中、あと少しで家につくという時に、和子がガクリとスイッチの切れたように寝てしまう。あー今寝られると夜が大変なんだが、しかしこうなってはもう起きない。仕方なくベッドに移し夕食の準備を進めると、唯がやって来て「唯ねえ、独りぼっちだから何して遊んでいいか分からない」と寂しげに訴える。忙しそうにしているので「一緒に遊んで」とストレートに頼むのが憚られたのか、しかしこんな言われ方の方が堪える。ジャガイモのグラタンをオーブンにセットした後で、本格的なポーカーのルールを教えつつトランプゲーム。A子が打ち上げ会に出向く前に一旦帰ってきた音を聞きつけて、和子が起きてしまった。またA子がすぐに出かけると聞いてぐずること甚だしい。

それでも何とか落ち着かせ、一緒にグラタンを食べることができた。風呂に入れ、歯磨きをして寝かせつける頃はもう21時過ぎ。静かになったのを見計らって布団から抜け出そうとすると和子が「パパはどこへ行くのかな?」と大声を出すので驚く。それでもまたすぐに寝入ってしまったようでホッとする。自室に戻り、昨日から読み進めている東野圭吾「流星の絆」を読み進める。展開が面白いのは相変わらず、あっという間に結末までたどり着くが…。

いやー、この犯人はないだろう。あとからあれやこれが伏線だったと言われても納得できない。何より、主人公が犯人を特定する理由があまりにも些細な「傷跡」を根拠としており、現実的にはあり得ないと思えてしまう。最後に帳尻合わせのような兄弟の罪滅ぼしも取ってつけたようだし(「X献身」で非道徳的だと評された反動か?)、犯人の最後もあまりにも不自然だ。ラスト数ページで一気に白けてしまった。ドラマ化もされた名作だと聞いていたが、繰り返すが途中までの展開は良かったのだが、これは氏の作品の中では駄作に入ると言わせてもらう。