ずいぶん前から目覚めていたが、6時頃にもういいだろうとそっと起きだす。さすがに今朝は母子ともに良く寝ているようだ。ロビーへ降りて行ってネット日記をつける。幸いこのホテルはパソコン利用が無料だ。本来は天候や観光地などの検索が主目的なのだろう。日記をつけ終えて部屋の前に戻ると甥姪たちが行くあてもなく廊下をさまよっていて、俺を見つけて大喜びで駆け寄ってくる。しかしまだロビー売店もやっていなく困ったなあと思い、またパソコン前へ戻ってユーチューブでアニメなど見せて過ごす。7時半ごろに部屋に戻ると、今起きたばかりという感じの母子。唯は一番に目覚められなくて悔しそうだ。

バイキングの朝食をとり、雪遊びに出かける。朝から吹雪に近い降雪だが、子供たちはやる気満々だ。ゲレンデまで足を延ばし、リフト乗り場の脇で橇遊びを楽しむ。昨日も思ったが、滑り終えて橇を引っ張って延々坂を登る行為がだれると思うのだが、唯は一人で喜々として滑り、おぼつかない足取りではあるがすぐに登り始める。和子は数回俺と一緒に滑り、後は上から皆の滑るのを見て楽しんでいた。こちらも雪まみれになってもあまり苦にならないようで、日ごろすぐにどこが痛いここがかゆいと泣いて訴えるひ弱さがうそのようだ。

1時間ほど遊んで、ロビーで着替え清算をして、弟の車で帰途につく。山形駅で子供たち同士名残惜しく別れ、駅ビルで土産物を買って新幹線内へ。車内で駅弁の昼食を済ませる。子供たちとA子はサンドイッチとお好み焼き、俺は牛タン弁当。東京駅で乗り継いで地元に帰ってきたのが18時前。駅構内のうどん屋で親父たちとそろって夕食。何だか食べてばかりだが、それでも不思議と腹が空く。子供たちはもう眠がってぐずりが激しい。適当に切り上げさせ、A子の発案でアイスを買って与えたらぴたりとぐずりが止んで眠気もしばらくはおさまったようなので助かった。しかし最後の市電の中で、和子は俺に抱っこされながらついに沈没。唯は持ち直したのかその後もずっと元気だった。

家につき、隣にお土産を渡しがてら預かってもらっていた金魚を引き取る。年賀状もたくさん来ており、こちらが出していないものも多い。A子が唯と風呂に入っている間に返事書きに勤しむ。親父・お袋の年齢を考えると、こうやって家族そろって旅行に出かけられるのももうあまり機会がないだろう。正月明けの仕事を犠牲にして年休を取ったが、子供たちの喜びようと合わせて考えると、多少無理をしても行って良かった。A子もお腹の様子に異常もなく(明日が検査日だが)何よりだ。