幼稚園で給食がある日はA子は打って変わって遅くまで寝ている。俺も自分の弁当作りはパスしよう。ごった煮鍋の残りと納豆、子供たちに目玉焼き。出勤の頃には母子起きてくる。

学校ではテスト問題、テスト監督表の作成に勤しむ。前もって今夜は遅くなるとA子に伝えて了承をとってあるから、安心して残業ができる。一段落ついた時にはもう21時だ。職員室に残っているのは俺とU野さんだけ。氏はまだこれから仕事を続けるという。相変わらず延々と学校にいるなあ。それでいて分担された仕事が一向にはかどらないのはどういうわけだろう。

静まり返った家に帰ると、A子が起きてアイロンがけをしていた。子供たちを起こさぬようにと、照明を抑え目にしてあるので全体が薄暗い。お袋の作ったという野菜だけちらし寿司(でも甘辛の味が濃い目で旨い)と豚汁の夕食をいただく。着替えに寝室に行くと、子供たちは布団をはだけてよく寝ている。全く寝顔は天使のよう。布団をかけ直すが、暑いらしくすぐはだけてしまう。それでいてよく風邪をひくのだから困ったものだ。