目覚ましが鳴る前に目覚めるが、既にA子は起きている。最近子供の弁当のある日は早起きであのA子に負けるようになった。あの朝まるで弱いA子が、5時前に起きて朝の準備をしているのだから、げに母の力は強しと感服する。納豆と残り物、子供たちは弁当のおかずの余りで朝食。今朝は冷えるせいか二人ともなかなか起きて来ない。俺がワイシャツに着替えに行くと、二人で布団にくるまったまま「パパはイヤ、ママが来て」と声を上げるから腹立つじゃないか。「そんなに嫌われるなら、とうとは家を出て一人暮らしするかな」と言って、しばしそれも悪くないなと本気で思う。俺の口調に真剣味を感じてか、A子が「やめてよ、私がまいっちゃうから」とまじめに反応する。たしかに一人でこの子らの相手をするのは、たとえ身重でなくても大変なことだ。

一日中雨がしょぼ降って寒い日となる。生徒会長選挙はインフルエンザ流行もあって、またも全校集会の形ではなく各クラスで放送による所信表明や応援演説を聞き、投票する形に。テスト問題を作らねばならないので副担に教室を任せてしまう。普段まるでクラス経営に参加していないのでたまにはいいだろう。おかげでどうにか1種類は問題を作ることができた。あと2種類、それより前にテスト監督表も今回は修学旅行用に2年分と1・3年分の2種類を作らねばならない。

今日のところは定時に帰って一緒に夕食、お袋の作ってくれた鍋をつつく。ありがたいが、しかし変わった鍋だ。昆布と醤油の薄味仕立て汁に、人参・ブロッコリー・葱・里芋・モヤシ・椎茸・舞茸・大蒜・竹輪・つみれ・フグの一夜干しが雑然と入って煮込まれている。こんなに雑な料理をする性格じゃなかったと思うけど…味はそれほど悪くない、四人であらかた空けてしまう。PWに出勤するA子を見送って、子供たちと風呂、歯磨き、録画テレビの視聴。

先週放映したプリキュアを見る。この回はラブの母親がノーザの派遣した怪物と入れ替わってしまい、せつなだけがそれに気付くというサスペンス仕立て。最後にはせつながついに「お母さん」と言えるなど感動的要素も入って、かなりてんこ盛りの内容だった。唯はいたく真剣に見ていたが、今回は特にママと一緒に見たかったことだろう。その後絵本を4冊読んで、帰ってきたA子を交えてトランプでババ抜きをやって、まだまだ元気いっぱい。もういい加減に寝ろっつーの!