今日はこの地域の運動会。朝食に大根・ナメコ・ベーコンのおじやを作り、のんびり食べて会場の公民館広場へ向かう。9時の開始時刻をほんの少し過ぎたところでの到着だったのに、もう開会式も第1種目も終わっているスピード進行ぶり。各班ごとに仕切られたシートでは、オヤジたちが既にコップ酒を交わして出来上がっている。当然俺も顔を出すなりまず缶ビールが渡される。朝から飲んじゃうと後からきついんだよなあ…と躊躇するが、これも近所づきあいだと受け取ると、その後も間をおかずにどんどん焼酎コップが差し出されることになった。

子供たちの玉入れやパン食い競争・俺自身が参加の綱引きなどに付き合って、11時過ぎに終了。これくらいの軽さがいいね。唯は一緒について行った俺がうろうろしている間に、見事一人でパン食い競争のレースをこなして美味しそうなパンをゲットしてきた。もう親の介助なんてほとんど必要ないのだなあ。家に帰ると、すっかり出来上がっていた俺はいつの間にか寝入ったらしい。後で聞いたら、放っておいたらいいというA子の言にもかかわらず、唯が心配して毛布をかけてくれたとか。クー、泣かせるなあ。

母子はおじやの残りやパンで昼食を済ませたらしい。俺はとても食欲がわかない。子供たちをじいじばあばに預け、A子と近所の寺院に戌の日のご祈祷を受けに行く。二人を誘ったのだが、なんだか一緒にお絵かきなどをして楽しそうで、「お留守番している」と主張したのだ。これもまた自立を感じさせる。あいにく雨が降ってきて、駆け足で境内に入る。ここで安産のご祈祷を受けるのは当然三度目だが、日曜の午後ということもあって大変な混みよう。僧侶が真言の経文を唱えながら矢継ぎ早に祈祷依頼主の名前・年齢・生まれ干支などを読み上げていくのだが、いつに増して早口で言い立てている感じだ。控室で泣き叫ぶ赤ちゃんの声に交じって、読経や鐘の音が何だか狂おしく鳴り響いている。

ありがたいお札など一式セットをいただいて、買い物をして帰る。子供たちは手を煩わせることなく大人しく過ごしていたらしい。夕食はインスタントのソースに炒めた野菜を混ぜたナポリタンスパゲティ。肉類を全く入れなかったが、それなりにコクのある美味しさに仕上がった。でも子供たちが眠くなってぐずり食べないのはもはやお約束のよう。それでも俺が唯を、A子が和子を風呂に入れて寝かせつける頃には元気が回復して、今夜はまたなかなか寝ようとしない。昼寝をしているのは俺の方なのに、先に眠くなってしまうのだから仕方ないね。