最近和子のわがままに厳しく接することが多いせいか、すっかり嫌われてしまっている。帰宅して玄関を開けると、じいじに遊んでもらっていた和子が(かあかだと思って)喜色満面ですっ飛んでくるが、俺だと分かると明らかにがっかりしてまた戻っていく。「和子はとうとのこと嫌いなのかな」と聞くと「ううん好きだよ」と言ってくれるが、いかにも社交辞令(2歳児なのだが)に聞こえるのが辛い。
朝食にキャベツと卵炒めを作る。シンプルに作ったが、仕上げに鰹節を振ったことで味にコクが出た。後は納豆でいいだろう。子供たちは今朝も布団でぐずぐず、先に食べて支度し、出かける頃になってもまだ遊んでいる。唯は以前より幼稚園に行きたがらなくなったが、朝のマイペースぶりは相変わらずだ。
午前中に授業、明日は指定年齢検診で一日学校を休むので、自習の課題を空き時間に用意する。インフルエンザで休んだ生徒のテスト監督も入り、いつもは余裕のある火曜日なのに息つく暇もない。カップ麺と購買のお握りで昼食、午後からの芸術鑑賞会のため生徒を校舎から追い出して、自分も文化センターに向かう。道中はそこかしこで自転車渋滞を引き起こしてしまっている。こりゃまた苦情電話が来そうだ。
芸術鑑賞会は嬉しいことに落語。まずトリの瀧川鯉昇師匠が落語や寄席について面白おかしく説明、三味線の師匠を交えて出囃子の実演の際、「誰か聞きたい師匠の出囃子はありますか?」って、そりゃマニアックすぎる問いかけだ。高校生から「志ん朝の老松をお願いします」とか「談志のと草刈り」とか声がかかったら凄いだろうな。その後は二つ目の雷門花助「初天神」、口調は練れていて聞きやすいが、なんだか年年寄りくさいのが気にかかる。残念なことにみたらし団子を舐めるところまで。次は大神楽、お手玉や傘回しなど。生徒たちの受けはこの方がずっと大きい。中入りを挟んで紙切り。林家楽一は若いが大した腕だ。生徒のリクエスト「ティラノザウルス」「ゴリラ」「ピエロ」を苦も無く切り取ってOHPで見せる。やんやの大喝采。最後の注文で女子生徒の「山下君」って、おいこいつ鯉昇師匠の本名知ってるとは通だなあ、って思ったらクラスメートだった。当たり前だっつーの。
山下君を壇上に上げて横顔を切り取って見せ、本日一番の拍手。でもできた作品は誰だか分からない単なる坊主頭だ。そしてお待ちかねのトリは鯉昇師匠「時そば」。高校生向けに食べるしぐさなどで興味を持ってもらおうとの選択だろうが、江戸時間の説明がなかったのが気がかりだった。興味を持った生徒がいたとしても「九つとか四つって何だ?」と疑問に思ったのではないだろうか。でも聞きやすさ、面白さはやっぱり格別。まずいほうのソバ屋で後ろに板塀がある設定というのは初めて聞いたが、師匠の工夫だろうか。やたらギャグ調で極端にまずさを表現するのと違い、スマートに笑えた。あー満足、芸術鑑賞会が毎年落語ならよいのに。今年は芸協、来年落協、三年目は上方(いや立川流かな)とかね。
学校に戻って事務仕事、定時に帰ってA子不在時の子守り。夕食はお袋のばら寿司と味噌汁。何も肉類が入っていなくても、人参とレンコン・油揚げ・椎茸の具で充分美味しい。和子はA子がいないとあきらめてか聞きわけがよくなり、風呂・歯磨きと(多少手こずるときもあるが)スムーズにできるが、A子が帰ってきた途端に「かあかとやるの!」と泣きだして俺を払いのける。全くあからさまな奴だ。
朝食にキャベツと卵炒めを作る。シンプルに作ったが、仕上げに鰹節を振ったことで味にコクが出た。後は納豆でいいだろう。子供たちは今朝も布団でぐずぐず、先に食べて支度し、出かける頃になってもまだ遊んでいる。唯は以前より幼稚園に行きたがらなくなったが、朝のマイペースぶりは相変わらずだ。
午前中に授業、明日は指定年齢検診で一日学校を休むので、自習の課題を空き時間に用意する。インフルエンザで休んだ生徒のテスト監督も入り、いつもは余裕のある火曜日なのに息つく暇もない。カップ麺と購買のお握りで昼食、午後からの芸術鑑賞会のため生徒を校舎から追い出して、自分も文化センターに向かう。道中はそこかしこで自転車渋滞を引き起こしてしまっている。こりゃまた苦情電話が来そうだ。
芸術鑑賞会は嬉しいことに落語。まずトリの瀧川鯉昇師匠が落語や寄席について面白おかしく説明、三味線の師匠を交えて出囃子の実演の際、「誰か聞きたい師匠の出囃子はありますか?」って、そりゃマニアックすぎる問いかけだ。高校生から「志ん朝の老松をお願いします」とか「談志のと草刈り」とか声がかかったら凄いだろうな。その後は二つ目の雷門花助「初天神」、口調は練れていて聞きやすいが、なんだか年年寄りくさいのが気にかかる。残念なことにみたらし団子を舐めるところまで。次は大神楽、お手玉や傘回しなど。生徒たちの受けはこの方がずっと大きい。中入りを挟んで紙切り。林家楽一は若いが大した腕だ。生徒のリクエスト「ティラノザウルス」「ゴリラ」「ピエロ」を苦も無く切り取ってOHPで見せる。やんやの大喝采。最後の注文で女子生徒の「山下君」って、おいこいつ鯉昇師匠の本名知ってるとは通だなあ、って思ったらクラスメートだった。当たり前だっつーの。
山下君を壇上に上げて横顔を切り取って見せ、本日一番の拍手。でもできた作品は誰だか分からない単なる坊主頭だ。そしてお待ちかねのトリは鯉昇師匠「時そば」。高校生向けに食べるしぐさなどで興味を持ってもらおうとの選択だろうが、江戸時間の説明がなかったのが気がかりだった。興味を持った生徒がいたとしても「九つとか四つって何だ?」と疑問に思ったのではないだろうか。でも聞きやすさ、面白さはやっぱり格別。まずいほうのソバ屋で後ろに板塀がある設定というのは初めて聞いたが、師匠の工夫だろうか。やたらギャグ調で極端にまずさを表現するのと違い、スマートに笑えた。あー満足、芸術鑑賞会が毎年落語ならよいのに。今年は芸協、来年落協、三年目は上方(いや立川流かな)とかね。
学校に戻って事務仕事、定時に帰ってA子不在時の子守り。夕食はお袋のばら寿司と味噌汁。何も肉類が入っていなくても、人参とレンコン・油揚げ・椎茸の具で充分美味しい。和子はA子がいないとあきらめてか聞きわけがよくなり、風呂・歯磨きと(多少手こずるときもあるが)スムーズにできるが、A子が帰ってきた途端に「かあかとやるの!」と泣きだして俺を払いのける。全くあからさまな奴だ。