なんだかはっきりしない天気が続く。お向かいも地鎮祭をやったまま一向に着工の気配がないのは、秋の長雨をやり過ごしてからと考えているのだろう。しかし来年春には和子と同じ幼稚園に入園したいと聞いていたが、引っ越しが間に合うのだろうか?…まあ人のことを詮索するものでないな。唯は昨夜というか昨夕方5時に寝てしまったため、俺が起きだすのを待っていたかのように5時過ぎに起床、俺の日記をつける様を見てプロフィールの画像を「カオルちゃんだ~」と喜んでいる。いつか自分のことが綴られているのだと知って、喜ぶだろうか、それともやめてほしいと怒るだろうか? 残り物と納豆で朝食。

授業の合間にN氏から東野圭吾の新刊本「新参者」を受け取る。S田さんと三人で金を出し合って回し読みしようということになっていたのだ。ちょっと読み始めると、一つの事件を追う長編ものなのに一章一章が独立した話になっていて短編集のようだ。全体を貫く謎がどう解決されるのかまだ分からないが、よくこういうストーリー構成を思いつくなあと感心する。加賀恭一郎が主役というか、狂言回し的に一つ一つのエピソードをつなげる役割を果たしている。

定時に帰宅、子供たちと風呂。唯は「ママと入りたいの」とぐずるが、入ってしまえばそれなりに楽しそう。レトルトカレーとポテトサラダの夕食。発泡酒一本。レトルトものだと子供たちもよく食べる。先日買った新しいカレー皿(唯はキティ、和子はミッフィーの絵柄)の力もあるかもしれない。今日も和子がなかなか寝ない。寝室に送り込んだと思ったら抜け出してきて「絵本読んで~」「お茶飲みたい」と言ってくる。次第に俺の応対が尖ったもの言いになってしまい、和子もそれを察して早めに寝室に戻るのだが、だからといってすぐ寝るわけもない。寝室でA子が懸命に寝かしつけるのだ。

いつまでも寝室で声をあげて騒ぐ和子、その声を聞きながら俺は別室で読書の続き…やっぱり後ろめたさを感じる。もうちょっと辛抱して、和子が眠くなるまでこっちで応対してやるべきだったなあ。昼に下の両親に預けると、ほとんど寝かせて過ごすので昼寝が充分すぎるほどになってしまい、夜に我々が苦労することになる。しかし寝かせるなとも言えないし、やはり俺がもう少し引き受けなければいけないか。