大会二日目、宿で早めの朝食。二人によく眠れたか聞いたら、S嬢「蚊がうるさくて…」だと。IHの反省からよい宿で安眠させようと配慮したつもりだったのに。それでもインフルエンザの発症がなくてよかった。途中コンビニで昼食用におにぎりを買って会場入り。昨夜宿で夕食を食べた上に宴会の料理を詰め込んだので腹は減っていないのだが、つい習慣で昼の用意をしてしまう。宿の朝食もおかずが余っているからとお代りまでしてしまった。こりゃ痩せないはずだ。

二日目の競技も、地区予選よりタイムを縮めて4位入賞したS嬢はいいのだが(それでも彼女も自己ベストからは4秒も低い数字)、俺が責任もって仕上げてきたIfがどういうわけか大不調、200Brで予選タイムを5秒も下回る結果になってしまった。上につながる大会ではないのでどのみちこれでシーズン終了であることに変わりはないのだが、後味の悪いしめくくりだとは思わざるを得ない。

帰りの車中も二人は殆ど寝て過ごす。最初にレースの反省を言わせたが、まだ言葉にできるほどきちんと分析できていない様子だ。もちろんこの日までのメニューを与えてきた俺にも同様に反省せねばならない義務はある。学校に着き、今後の簡単な予定を話して解散、しばらくオフとなる。やれやれだ。

家に帰り、庭で遊んでいた唯・和子の盛大な出迎えを受ける。ラーメンの夕食後、四人でスーパーに買い物、実家でよい子に過ごせたというのでアイスを買ってやる。家に戻り風呂に入れ、歯磨きは和子の検診結果があまり良くなかったのでおのずと力が入る。俺の真剣な面持ちを見て、「かあかがいいの」と泣いて抵抗する和子も、そのうち観念して言われる通り大きな口を開けるようになった。いつもこうしてくれれば、虫歯の心配もなくなるのに。