唯の「幼稚園行きたくない」病は、より重度になってしまったのか。休みの日は「今日幼稚園お休み?」と何度も聞くし、通園の朝はいつまでも布団にしがみついていて起こすのに苦労する。園に聞いても、A子が通園途中の様子を見ても、それほどトラブルを抱えているようには感じられないそうだが、唯の心の中で何かがストレスになっているのだろう。第一、家から園までの往復の道のりが計3kmくらいあって、まだまだ小さい唯の体力では大変だろう。眠いと言って着替えを渋る唯を懸命になだめ席に着かせ、昨日の鍋の残りの雑煮仕立てを食べさせながら、俺は出勤。

明日の教育課程説明会に向けての資料を、何とか揃えることができた。授業は相変わらず我がクラスながら、A科目のテンションの低さがやりづらさを感じさせる。部活はIfが持久走で足を痛めたといい、軽めに終わらせる。帰宅前に電話すると、唯の元気な声。「一緒に遊ぼうね」と、園が終わってしまえば楽しい毎日に戻るようだ。

A子が夕食準備している間、毛布のブランコなどして過ごす。すごく喜んで始めるくせに、ちょっと大きく揺さぶったりベッドの上に放り投げたりすると、「痛い~」と言って泣き出す。殆ど泣き真似だけだが、どんなに強く揺すって放り投げてもキャッキャッと喜ぶ和子とはずいぶん違って繊細だ。とにかく甘えたいという気持ちが強いのだろう。

日中の活動で疲れたのか、唯は食事途中で寝入ってしまう。献立はA子がカロリーを気にして作った、野菜煮物・鶏レバーのニラ炒め・ヒジキ炊き込みご飯。無意識に焼酎ロックを作っていたら、「ちょっと最近飲みすぎじゃない?」と釘を刺されてしまった。確かにこのところ毎晩飲酒が続いていた。酒量は大したことないにしても、休肝日を設けなければいけないね。