鍋の残りにうどんを入れて朝食。起きてテーブルに着いた唯・和子とバイバイタッチして部活へ。今日はH高と合同練習、I先生が不在で俺の指導となる。隣町のA高からもW先生が部員を精鋭4名連れて参加。おかげで練習中の話し相手ができて気が紛れた。練習は午前7400m、午後4600mと最近にしてはハード。特に午後のメイン50×30本は、周囲の盛り上がる雰囲気もあってかなり力を出したと思う。

母子は昼前から実家のピアノレッスンに行っていて、19時過ぎまで戻ってこない。それまでに俺はご飯を炊いてシャケを焼き、お握り作り。今日は家のすぐ近くでの花火大会、本当は1か月近く前にやる予定だったのが天候などの理由で伸びに伸びて、今晩行われる。19時を回ると空気を震わせるような大音量で花火が打ちあがる。残念ながら家の庭からは裏の木立が邪魔をして花火の頭しか見えない。A子の提案で、近所の神社参道から観覧しようということになり、そのためのお弁当作りなのだ。

お握りの具はシャケと梅干し・切り昆布。他におかずを用意する暇はなかった。包み終わったころに母子が到着したが、和子はこの大砲のような音にすっかり恐れをなして行きたがらない。仕方なくお握りを幾つか置いてばあばに食べさせてもらうよう依頼し、置いていく。狙いの参道はやはり絶景で、打ち上げ準備の様子までよく見えるが、先客が多く特に高校生の集団が騒がしいのが残念。唯は風邪気味なのか不機嫌なよう、しかしお握りはよく食べた。

家に戻って唯は体だけ拭き、和子はきちんと風呂に入れる。もう22時近くになっており、酒が入っていなくてもすでに眠い。和子だけなんだかやたらと元気である。唯はベッドに横たえると体がだるいのかすぐに目をつぶってしまった。熱はそれほどないようなので、インフルエンザでないことを祈るが…。