相変わらず小雨のしょぼつく天候が続いている。もうスカッと晴れた日は随分見ていない。朝食は、昨日おふくろが買ってきてくれたハンバーガーなどで済ませる。起きてきた唯が「キュアベリーの髪形がいい」と言ってA子に整えさせたのに、出来上がってから「ピーチの方がいい」と言って変更させる。さすがのA子も怒り気味。でも突き放さず受け入れてやるのが彼女の懐の深さか。
テスト返却と同時に授業評価を行なっている。今年は生徒が嫌々選んだA科目を受け持っているので当然評価は低いだろうと思っていたが、自分のクラスの結果を見るとかなり肯定的な評価が並んでいる。思わず隣の席のS田さんに「やっぱり授業評価なんて言っても生徒は本心を書かずに適当なおべんちゃらになってしまうんですかねえ」と語りかけるが、同様に特進クラスの結果を見るとこちらは辛辣な評価が続いていて、その違いに驚かされる。学力のある(と少なくとも自分では思っている)連中は、教員にこびることなく「少しでも質の高い授業を提供してほしい」と率直勝つ貪欲に求めてくるものなのかもしれない。こちらこそが直視すべき現実だろう。
今日は遅くなるとA子に伝えてある。部活を丁寧に見、職員室へ戻って一覧表の出欠統計をまとめる。今出来るところは出来るだけ済ませてしまい、明日と来火曜に年休を取れるようにしておかねばならないのだ。いつも最後まで残る吹奏楽顧問のU野氏と二人で職員室で過ごし、結局俺のほうが少し早く上がらせてもらう。家に帰ると21時過ぎ。
A子は明日の園の夏祭りに役員として参加しなければならない事で頭が一杯らしい。かなり強い態度で子供たちを早めに寝かせようと奮闘している。俺の顔を見ると、お疲れでもなく(それは毎度のことだが)いきなり「笛は持ってきた?」と聞いてくる。そういえば職員室にいる時に電話で明日の祭のため貸してほしいと頼んできたっけ。帰るときにはすっかり忘れていた。大げさなほどため息をつき落胆してみせるA子。分かったよ、明日早起きして取って来るから。台所も子供部屋もどこもかしこも散らかり放題、加えてA子の疲れきった表情を見ると、つくづく早く帰ってこなければいけないなあと思う。
テスト返却と同時に授業評価を行なっている。今年は生徒が嫌々選んだA科目を受け持っているので当然評価は低いだろうと思っていたが、自分のクラスの結果を見るとかなり肯定的な評価が並んでいる。思わず隣の席のS田さんに「やっぱり授業評価なんて言っても生徒は本心を書かずに適当なおべんちゃらになってしまうんですかねえ」と語りかけるが、同様に特進クラスの結果を見るとこちらは辛辣な評価が続いていて、その違いに驚かされる。学力のある(と少なくとも自分では思っている)連中は、教員にこびることなく「少しでも質の高い授業を提供してほしい」と率直勝つ貪欲に求めてくるものなのかもしれない。こちらこそが直視すべき現実だろう。
今日は遅くなるとA子に伝えてある。部活を丁寧に見、職員室へ戻って一覧表の出欠統計をまとめる。今出来るところは出来るだけ済ませてしまい、明日と来火曜に年休を取れるようにしておかねばならないのだ。いつも最後まで残る吹奏楽顧問のU野氏と二人で職員室で過ごし、結局俺のほうが少し早く上がらせてもらう。家に帰ると21時過ぎ。
A子は明日の園の夏祭りに役員として参加しなければならない事で頭が一杯らしい。かなり強い態度で子供たちを早めに寝かせようと奮闘している。俺の顔を見ると、お疲れでもなく(それは毎度のことだが)いきなり「笛は持ってきた?」と聞いてくる。そういえば職員室にいる時に電話で明日の祭のため貸してほしいと頼んできたっけ。帰るときにはすっかり忘れていた。大げさなほどため息をつき落胆してみせるA子。分かったよ、明日早起きして取って来るから。台所も子供部屋もどこもかしこも散らかり放題、加えてA子の疲れきった表情を見ると、つくづく早く帰ってこなければいけないなあと思う。