久しぶりに寝室で母子のベッドの脇に蒲団を敷いて寝たが、何だかよく眠れない。夜中にラジカセのタイマーが作動して、リビングで大音量の「となりのトトロ」が流れ出し、A子と二人で飛び起きて止める。和子が昼間にいじってタイマースイッチを入れてしまったのだろう。これでまた寝付くまでに時間がかかってしまう。5時過ぎに起きると朦朧とした気分。目玉焼きと味噌汁の残りで朝食。俺が出勤のため階段を下りていくのを、二人が名残惜しそうにベビーゲートの向こう側から見送ってくれる。ありがとう、今日はなるべく早く帰るからね。

学校では欠席連絡のあった生徒に体温を聞くため電話をかけ直すなど、ピリピリした雰囲気。幸い今のところ我が校ではインフルエンザ患者はいないようだ。でも時間の問題じゃないのかな、という気もする。再来週に迫っている文化祭はどうなってしまうのか、生徒ならずとも気になるところだ。放課後の職員会議でもその対応について議題が出る。発症が明らかになった時点で全校生徒を急いで帰宅させるというが、いずれにせよ学校で病名を特定できるわけでなく、はっきりした時にはもう遅いという気もする。でも他にどう対応したらいいのかも分からない。

結局今日も練習をきちんと見れなかった。後ろめたい思いで急いで帰り、A子のピアノレッスン中の子守を務める。俺の勤務時間中は和子を親父たちに預け、唯は17時まで延長保育を幼稚園に頼んでおいたのだという。唯は眠そうにしていたところを連れ戻され、ややご機嫌斜めである。レッスンが終わって夕食、今日はお袋があらかた用意してくれた。豆ご飯・マグロ刺身・茄子とピーマンの味噌炒め・アサリ汁。眠そうにしていた割には二人ともよく食べた。風呂に入れ、絵本を読んで寝かしつけ、役目を終えたのが21時半。今日は寝室から出て来れた。