完全休みの日はいつも前晩のうちは「思いっきり寝坊してダラダラ過ごそう」と思って床につくのに、結局いつものように早起きして洗濯や片付けなどすることになる。結局体のリズムを変えたくないのと、子供たちが寝ているうちに雑用をこなしておきたいという気持ちが勝ってしまうのだ。A子が実家からもらってきた天ぷらを乗せたそばで俺たちが先に朝食を済ませ、後から起きてきた子供たちにはうどん。今日もいい天気、昨日から一気に夏になったようだ。

午前中に近所の森林公園で遊ばせようと、水筒とキャラメルだけ持って出発。アスレチック広場に着いたのはいいが、公園内を無数の小さな羽虫が飛び交い、顔の周りにまとわりついてくるので不快で仕方ない。和子などは目が大きいためか、何度も目に入ったと訴える。でも総じて煩そうにしているのはどの家族も大人ばかりかな、子供たちはそんなの殆ど気にもせずアスレチックに取り組んでいる。こんな羽虫ごときに神経がとらわれる己のひ弱さを嘆く。それにしてもこの公園は子供の頃からよく来ているが、こんな現象は初めてだ。最近松食い虫防除の農薬散布を行なったと聞くが、それが生態系のバランスを崩してしまったのだろうか。

園内の茶店でアイスを食べ(唯は食べるのが遅いので溶けてこぼれ落ちて大変、でも最後まで自分で食べると言い張った)、金魚の水草を採って帰宅。ちょっと昼寝させて午後から図書館に行こうと考えていると、義兄から娘のYちゃんと一緒に遊びに行っても良いかという電話。むろん歓迎すると伝え、俺が一人で図書館と買い物を済ませ、お客さんの分を含めたおやつを用意することに。アイスと小豆・フルーツ缶を買ってデザートを作る。夕刻になって二人が帰ろうとすると、Yちゃんが大好きな唯は大泣き。義兄のカッコいいロードスターの助手席に乗せてもらって何とか気持ちをなだめる事ができた。

昼寝をさせそびれたので大丈夫かな、と思っていたら、案の定夕食時になって唯がぐずりだし、途中で寝入ってしまう。唯の好きな鉄火丼を作ったので、寝室に連れて行かれる際も半分寝ながら「唯の分とっといてよ~」と訴えるのを忘れない。和子は不思議と元気で、しかも珍しくすごく聞き訳が良い。差し出したご飯をバクバク食べるし、風呂にも嫌がらないで入って髪を洗い、歯磨きも協力的だ。いったい何が起こったか、といぶかしんでいると、「アラジン」の絵本を読んでいる最中に、俺の膝で電池が切れたように寝入ってしまった。唯と反対で、眠くなると聞き分けが良くなるのだろうか・・・まさかねえ。