早めに起きて、GW中に溜まったゴミ出しと溜まった汚れ物の洗濯。と言っても今日も雨、浴室内に狭苦しく干す。これで6日からずっと雨だ。この日記(昨日の分)をつけていると、何と和子が早々に起き出してしまい、唯の弁当準備を進めるA子にまとわりついている。仕方なく日記を中断しつつ絵本読みなど相手をする。眠い時は「かあかがいいの」と寝っ転がってぐずる和子も、どうにもかあかは相手にしてくれないと悟ったか、素直に俺の膝で聞いている。ただ和子は、読んでいる途中からどんどんページをめくりたがり、かつそのめくり方がページをむしるような乱暴さなので、自ずと読むのを中断して制止せねばならない。唯と比べてお話への集中度は低いのかな。

納豆と昨日の残り物で朝食を済ませ、慌しく出勤。連休明けのクラスは欠席が一人、それより早退が3人も出てしまったのが問題。早退組はいずれも同傾向の女子で、祭ではしゃぎすぎたのが丸分かりだ。しかし保健室で様子を見た後で正式に要請に来た子を拒否できない。黙って帰してやる。俺にとって最大の問題は今日中にテスト監督表を作らねばならない事、軽く考えていたが年度初めはいろいろ確認しながら進めなければならないため、なかなか終わらずあっという間に20時を越えてしまう。

こんなに居残ったのは久しぶりだ。A子の途方に暮れた顔が目に浮かぶが、こればかりは仕方ない。まだテスト問題も、PTA総会資料にも手をつけていないというのに、監督表だけでこんなに時間がかかってしまうとは。21時を廻った頃に何とか完成、いつもながらまだ残っている吹奏楽部のU野さんに後を託して帰途に着く。いつの間にか雨に混じって雷鳴もとどろいている。帰り間際に携帯をチェックすると、留守電に唯と和子からそれぞれ「気をつけて帰ってね、おやすみなさい」のメッセージがあった。嬉しいがA子から何もないのがちょっと恐い。

そっと帰ると唯が音を聞きつけて起き出してくる。思わず「もう寝なきゃ駄目だよ」と諌めると、「とうとにおやすみ言いたかったの」と泣かせるセリフ。抱き上げておやすみのキスをすると、言葉通りすぐに寝室に戻っていった。簡単に夕食を済ませ、ぬるくなった風呂に入って布団を敷き横になる。が、長時間の頭脳労働で目が冴えてしまい、疲れているのに眠れない。あと少し残っていたルイス・サフォンの「風の影」を読みきってしまう。こりゃ深いなあ、時間があればもう一度最初から読み直したい、そうすれば新たに気づくところがたくさんありそうだ。