洗濯だけして朝食用意はA子に任せ、7時に家を出る。部活の前に学校へ寄ってプールの注水を止めておかねばならないからだ。部の存続は風前の灯だが、プール管理だけは今年も同じように、いや人手が足りないから例年以上に厳しい負担となってのしかかる。途中コンビニでお握りを買ってSCの駐車場で食べ、H高との合同練習に向かう。こちらは新入部員がマネージャー4人を含め10人以上入ったようで、ますます活況を呈している。50×4H+200evenの8セットであらかた時間が過ぎてしまう。しかし真面目に取り組んだ生徒には相当きついメニューだったはず。

帰って子供たちに簡単な昼食(タラコ乗せご飯だけ)をあげ、唯を連れて地元の体育館で行われる親子体操教室に向かう。100組近くの親子が集結しただろうか、4班に分かれてそれぞれ跳び箱、マット+バランスボール、鉄棒、ボール+フラフープと順に体験していく。まだ初回とあって指導らしいことはなく、ただ自由に遊ばせているといった感じ。しかし俺も含め世の親は、どうしても子供と単純に遊ぶという事ができない。やれ鉄棒の握り方はこうだ、ボールはこう投げて、跳び箱の手のつき方バランスボールへの座り方フラフープの廻し方etcetc・・・すぐに「指導」になってしまうのだ。ただ遊べばいいじゃん、何より親が子供の遊びに諸事準備してついてくること自体が不自然だ、と改めて思う。

A子はピアノレッスンに出かけており、じじばばに預けられていた和子を引き取ってしばらく相手をする。しかし大河ドラマが録り溜まる一方なので、子供たちを横において強引に「天地人」を見始める(まだ「潜入、武田の陣」の回)。わいわい煩いが、それでも苦情も言わず一緒に見たり一人遊びをしたりして過ごしてくれた。これからはちょくちょくこうさせてもらおう。続いて先週録ったアンパンマンを見せ始めたのだが、唯は「これきらーい、やめてー」を連発し、見たいとせがんでいたはずの和子も唯の真似をして「いやー」と言い出すので、何だか腹立たしくなって「じゃあやめよう」とブツリと切ってしまった。すると一転して「もっと見たかったー」とぐずりだし、しばらく部屋の隅でめそめそ泣いていた唯は、案外ケロッとしていた和子をけしかけて「とうとにバカって言ってきな」とささやいている。和子は俺の近くにやって来て笑いながらちょっとおずおずと「とうとばか」と伝えに来る。悪いことを言っているという自覚はあるのだろう。

すぐに機嫌を直して「毛布ブランコ」をせがむ二人の相手をし、ピタゴラスイッチなどを見せて先に風呂に入れ、A子が帰ってきてから夕食とする。スーパーで買ったピザにソーセージ、玉葱などを載せただけ。子供たちはピザよりも大人のおつまみに買った「チーザ」を喜んで頬張っている。俺は足の痛みにもかかわらずまたもワインを半分以上飲んでしまった。あーあ、ゆっくり読書やTV鑑賞で時間を過ごしたいなあ。