今朝も晴れ、久々にお袋作の味噌汁(インゲンと麩)、目玉焼きを焼く。昨夜は子供たち遅くまではしゃいでいたようだが、このところ別室で寝ている俺は関与するのは始めのうちだけで、後はA子に任せてグーグー寝入ってしまう。最近A子に岩波新書の「子供が育つ条件」という本を「どうしても読んで欲しい」と渡され、寝入りばなに少しずつ読んでいるが、育児に父親の協力が欠かせないこと、日本の現状はいかに母親一人の負担に集中しているか、などの内容が縷々書かれており、何だか反省を促される。でも別室で寝るのはイビキをうるさがるA子の要望でもあるのだが・・・。

放課後、プール掃除の残りを仕上げる。今日は1年全員が部活見学の日なので、入部希望者がいれば姿を現すはずだと期待していたのだが・・・まるで現れずがっかり、心なしか部員達の掃除する後姿が沈痛な表情をたたえているようで、誰もが無言で掃除に専念している。最後にコースロープを下の倉庫から引き上げる段になって、大勢いればなんて事はない作業なのだが四人では大奮闘となり、クタクタになって掃除を終える。体育教官室から見ていたのか陸上部のA先生が「これあげるよ」と筍をくださった。

疲労困憊で帰宅、A子が子供たちに読み聞かせをしていたベッドの横に倒れこむ。すると唯は飛び掛ってきて「毛布のブランコやろう」といつも以上に執拗に迫る。泣き声をあげてみたり、ほっぺにキスしてくれたり、いろんな仕掛けで何とか俺をやる気にさせようと懸命だ。その意欲と工夫は只者ではないな。普段俺とのかかわりを嫌がる(というか常にA子にベッタリ)の和子も、毛布のブランコと聞くとトタトタ駆けてきて嬉しそうに毛布の上にちょこんと座る。そんなに楽しいのかね。痛む腰を心配しながら2回ずつだけやってやる。

先に風呂に入れてもらい、夕食(マグロ漬け丼)を食べ、母子が入浴している間に布団を敷いていると、いつの間にか布団の上でうとうとしてしまう。「とうとー」の声で飛び起き、風呂から上げに行くが、和子のぐずりを心配してか既に着替えを済ませた後。それでも和子はかあかが出るまで脱衣所を動きたくないとぐずっている。俺のだるそうな姿を見かねたA子が「後は私がやるから、もう寝ていいよ」と言ってくれるが、何だか舌打ちが聞こえてきそうな突き放した言い方。しかしありがたく受け止めて、早々に横になる。まだ20時前だが、すぐに眠りにつけそうだ・・・。