今日は朝から雨、プール掃除は延期せねばなるまい。明日以降になると、大会の近い陸上部の応援は望めないが、しかし他所に頼らず自分たちでやった方が、大変でも部としての存在を主張できる。それにしても今日はA子が楽器店の講師研修だとかで、隣県の大都市まで出張しなければならず、午後の長い時間じじばばに子供たちの世話を頼まねばならない。俺も掃除は延期したとはいえ、合同練習が組まれているので先に帰る訳にはいかず、帰るのは19時過ぎになりそう。

長く留守にして子供たちに悪いという気持ちなのだろうか、A子は早起きして丁寧に二人の昼の弁当を作っている。2階の台所とテーブルを広く占領されてしまっているので、俺は1階で朝食準備。と言っても納豆と目玉焼きだけだが。唯も和子も、A子がいなくともそれなりに安定して過ごしている(眠くならなければ、だが)と、しばしば預かって面倒を見ているおれは感じる。大ぐずりやわがままは、大抵A子に向かって甘えたくて発せられているのでは。そうすると俺は子供たちからA子ほどには甘えられていない、心を許されていないということになるが、そりゃかあかの忍耐力・母性愛の強さから考えたらかなうわけがない。

副担任に仕事を頼もうと思ったが姿が見えず。連絡ボードを見ると介護休暇だと。ご家族の具合でも悪いのだろうか。今後度々休まれるとしたら、少なくとも事前に連絡してもらいたいものだ。しかし俺も家族の介護・看護に奔走せねばならない日が近くやってくるのかもしれない。今はじじばばに頼ることの多い育児生活だが、彼らが寝付いたら今度こそ頼る者はいないのだ。

合同練習を終え、大雨の中を帰宅。途中街道で事故があったのか大渋滞。やっと帰るとちょうどA子も帰宅したところ、お袋の用意してくれた焼きそばとポテサラの残りで夕食。和子は自分のソーセージを全部拾って食べちゃった後で「和子ちゃんのソーセージは?和子ちゃんのないなあ」等と訴えている。唯は自分があまり食べたくないものだから気前よくホイホイ和子の皿に移してあげている。風呂に入れ、寝かせる段になって大きな雷の光・音。俄然興味を持った二人は起き出して窓の外を見つめる。あーあ、せっかく寝付かせる段階に入っていたのに。