和子の風邪がひどくてかわいそう。A子も具合の悪い様子に一晩中つき合わされて、さぞ眠い事だろう。朝食は納豆と味噌汁、竹輪と青梗菜の卵とじを作る。唯は起き出したが、ぐったりと寝ている和子にそっとタッチして出勤。

良く晴れた入学式となった。ここ数年は入学式の時期には既に桜は散りかけていることが多いのだが、今年は正に満開の中で式典を行うことができる。正門前ではしきりと記念写真を撮る親子連れが多いのも、春の心地よい雰囲気の中で新しいスタートを切ることができたことを、記録に残しておきたい気持ちが働くのだろう。駐車場係を務めた後式典に出席し、続いて地区PTA役員決めの進行を行なう。今年も自発的には決まらず、結局じゃんけんに。それでも最後には気持ちよく引き受けてくれたことに感謝。

午後はちょっと余裕ができた。授業準備やクラスの連絡網など補佐的な仕事を進める。部活は放課後にH高と合同なので勤務時間いっぱいを新年度の準備に使える。教材室の整頓まで行う事ができた。練習は何故かH高との合同になるとItがふるわない。実力的には劣るはずの選手に煽られ、サイクルを保つのがやっと。昨日のアグレッシブな泳ぎはどこへ行ったやら。内弁慶も程々にしてもらいたい。それにしても、今年は新入部員が入るのかなあ、って最近の心境はこればっか堂々巡りだ。

練習を終えて帰ると既に19時半、子供たちは夕食(鉄火丼)を済ませてあった。和子もとりあえずは元気そう、毛布ブランコで遊んだ後、風呂に入れる。機嫌よく入っていたが、自分が出た後にA子が唯と風呂に入るのを大泣きして阻止しようとする。気持ちが不安定になると、A子の側を片時も離れたくなくなるのだろう。こんな時は俺がいくらなだめても却って火に油を注ぐように泣き喚かれてしまう。ただただ静かに見守り、A子が戻ってくるのを待つだけだ。無力だなあ・・・。