昨夜は和子が泣いてぐずってA子を手こずらせたらしい。俺の寝室に二度ほど連れてきたのをぼんやりと覚えているのだが、「とうとと寝る」というから連れて来たのだろうに、置いていかれると一層激しく泣いてかあかを求めるので、結局二度とも短時間でA子が引き取りにきた。毎度思うが、子供の寝かせ付けに関しては俺は全く役に立たない。そんなこともあり今朝も眠い。今にも降りそうな曇り空、一口塩サバを焼いて納豆・味噌汁残りで朝食。母子まだ寝ているうちに部活へ。

日曜は10時半まで借りていられるので、余裕を持って6千強のメニューをこなす事ができた。H高とうちの併せて11名、きびきびと動いて気持ちがいい。家に戻る頃には本格的に降りだしていた。今日は一日雨らしい。帰って唯と一緒にホットケーキを焼く。A子はチャンスとばかりにクローゼットや寝室などの大掃除に取り掛かっている。ホットケーキなんていつ以来か分からないくらいに作ったが、こんなに簡単に綺麗にできるんだと(出来合いの粉の力に)驚き。

子供たちは元気だが、部屋で過ごしていると何かとぶつかって泣き声をあげるので落ち着かない。大体、機嫌よく一人遊びしている和子が気になって、唯がそのおもちゃ類を取り上げ、和子が泣いて訴え、我々に注意された唯が「だって唯も使いたいんだもん」「貸してって言ったもん」などと言って泣き、「もうとうとなんか大嫌い!」と別の部屋にこもってしまうというパターンが多い。おもちゃを取ったりとられたりというのはまあお互い様だが、注意された事に過敏に反応するのは年長ゆえか唯の方だ。もっと打たれ強くなって欲しいのだが。

片付けに続いてピアノ練習をしたいらしいA子の為に、雨中を図書館と買い物に二人を連れ出す。ところが車に乗せて5分も経たないうちに、最初の赤信号で止まって後ろを振り返ると、既に二人ともぐっすり寝入っている。かあかがいなくなると電波の届かなくなった携帯、と言うより電源の切れたおもちゃのようだね。正に母親はパワー・ソースの存在なのだ。仕方なく車中に残した二人を気にしながら大急ぎで本の借出しと買い物を済ませる。だからA子にとってはあまり自由時間は確保できなかった事だろう。着いてたちまち目を覚まし、元気になる二人。

夕食はマルシンハンバーグの目玉焼き乗せ、付け合せに人参とカボチャのケチャップ炒め、ラーメンスープの残りを利用したブロッコリーとシメジ・レタスの野菜スープ。新しく借りた本は長新太と山下洋輔の「ドォン!」が唯のお気に入りになったようだ。しかしこの本は太鼓の擬音をリズムよく読んでいかねば面白さが半減してしまうので、テクニックが必要だ。和子は今夜も「はじめり」のぬいぐるみを大事そうに抱えて離さない。