昨夜はA子が遅くまで頑張って二階リビングを飾り付けていた。起きて見るとモールや紙飾りが天井から下がっており、テーブルにはメッセージカードが。俺からも書いてとあるので、横に付け加える。しかし9割がたはかあかの手による祝福の表現だ。せめてもと朝食用意。カブ・人参・舞茸ベーコンを具とした雑煮を作る。おっ、我ながら旨く出来たぞ。でも唯は起き抜けから何だか機嫌が悪そう。素敵な誕生日にしてあげたいというA子の願いを叶えてあげたいのだが。
図書室で生徒にビデオを見せている間、書架から面白そうな本を見つけ出す。俵万智「プーさんの鼻」、子の誕生と生育の感動を主に詠んだ歌集だ。ちょっと読んで共感するところ大なので、A子にも読ませたく思い、借りることに。午後は選抜委員会、合格者選抜に手間取り、部活の北部水泳場へは第三顧問のO田先生に連れて行ってもらうよう依頼。終わって急いで駆けつけ、連れて帰る。
家に帰るとA子が疲れた表情。唯は泣き疲れて寝入っている。幼稚園から帰る時からぐずり通しだという。ちょっと熱もあるようで、まだ風邪の症状が改善し切れていないのかもしれない。一応起こして乾杯、誕生パーティーを始めるが、体が辛いのか泣いてばかり。結局A子が用意した太巻きなどのご馳走もろくに食べずに、また寝入ってしまう。和子も熱っぽいようで、しきりにかあかに甘えてぐずっている。何とか寝かせつけた後、A子は「こんなに張り切って色々用意して、馬鹿みたい」とポツリ呟く。彼女の気持ちも分かるし、楽しみだった誕生会を満喫できない唯の無念も分かる。俺はただ黙って台所の洗い物を片付けるのみだ。
図書室で生徒にビデオを見せている間、書架から面白そうな本を見つけ出す。俵万智「プーさんの鼻」、子の誕生と生育の感動を主に詠んだ歌集だ。ちょっと読んで共感するところ大なので、A子にも読ませたく思い、借りることに。午後は選抜委員会、合格者選抜に手間取り、部活の北部水泳場へは第三顧問のO田先生に連れて行ってもらうよう依頼。終わって急いで駆けつけ、連れて帰る。
家に帰るとA子が疲れた表情。唯は泣き疲れて寝入っている。幼稚園から帰る時からぐずり通しだという。ちょっと熱もあるようで、まだ風邪の症状が改善し切れていないのかもしれない。一応起こして乾杯、誕生パーティーを始めるが、体が辛いのか泣いてばかり。結局A子が用意した太巻きなどのご馳走もろくに食べずに、また寝入ってしまう。和子も熱っぽいようで、しきりにかあかに甘えてぐずっている。何とか寝かせつけた後、A子は「こんなに張り切って色々用意して、馬鹿みたい」とポツリ呟く。彼女の気持ちも分かるし、楽しみだった誕生会を満喫できない唯の無念も分かる。俺はただ黙って台所の洗い物を片付けるのみだ。