部活がない休日、朝の時間を気にせずぐっすり寝ていられる。それでも6時半には寝床を抜け出し、洗濯と朝食用意はもはや身に馴染んだ日課となっている。とは言っても朝はカレーの残りと味噌汁だけで済ますのだが。A子は張り切って朝から唯とクッキー作り。これを持参しての昼前からのイベントを考えているらしく、既に昼のお弁当用にサンドイッチは作ってある。相変わらず企画ごとにはまめになることに感心させられる。

10時過ぎに家を出て、まず近所の神社へ正月飾りを奉納(?)に行く。どんど焼きにはまだ早かったようだが、地元のお年寄りが集まって参拝客に甘酒を振舞っており、彼らが受け取ってくれた。一家で今年の初詣になるお参りを済ませる。その後、県中部のF市まで車を走らせ、教員を退職されて画家になっているO先生の個展を見に行く。残念ながら先生は不在、鑑賞し記帳て帰ろうと思ったら昼食から帰ったところとバッタリ出くわす。お菓子をいろいろもらって唯・和子は大満足。

近くのR寺池公園で昼食、と思ったが寒風が吹きすさびゆっくりできない。池に集まった鴨やセキレイ・カモメなどを見ながら湖畔を歩き、食堂に入って蕎麦とラーメンを注文し、併せて持ち込んだサンドイッチを食べる。朝もカレーの残りを全部平らげ、昼もまた持ち込み免罪符の蕎麦を食べて腹は一杯。遠くから聞こえる賑やかな音は、どうやら屋外ステージでレゲエの曲を流して若者が集まっている様子。明日の成人式に備えてか振袖姿も目立つ。食堂を出て、長いローラー滑り台でひとしきり遊んだ後、人工の滝やらアスレチック用具やらを楽しんでゆっくり湖畔を廻る。いつしか日は西に傾きより寒さが身にしみてくる。さんざん遊びたくて粘ったくせに、駐車場まで帰る道が辛いと二人とも泣き声で甘える。つき合わされたのはこちらの方なのに、身勝手な奴らだ。

夕食は帰宅途中に買ったおでんと団子で簡単に済ませる。寝る前の絵本、最近の唯は落語絵本の「じゅげむ」が大好き。ついに空で「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・長救命の長助」と名前が言えるようにまでなった。うーん、さすが俺の子だ。感心していたらお話の落ちの部分「すっかりこぶが引っ込んでいましたとさ」のところで「どひゃー」とベッドの上でひっくり返って、脇にいた和子と激しく頭同士をぶつけ合い、二人で大泣き。そんなところで実際に落ちをつけて見せなくても良いのだ。