一日子供の相手に追われある意味平日より忙しいと言っても、やはり休日はゆったりした気分で迎えられる。朝の出勤までの慌しさがないからだろう。自然に5時半に目覚め、洗濯その他。今日は朝から雨模様、洗濯物は浴室に干す。朝食は冷凍してあったヒレ肉と使いかけのキャベツを使って回鍋肉、昨日のトン汁の残りに豆腐とナメコを入れて増量。母子はなかなか起きてこない。

結局8時過ぎに朝食、10時に来春地元で行われるという喬太郎と雀々の二人会に予約電話を入れ、何とか2枚確保する。その頃にはお袋も足が完治していて、子供たちの面倒を見ていてくれるだろうという考えだが、甘い見通しかな。その後、図書館~スーパーでお昼とアイスという定番コース。帰って、借りてきた本を読んでやっている途中に母子また寝入る。

お陰でここ数日分の新聞もじっくり目を通すことができた。夕方になってお袋の見舞い、ラジオの入りが悪いというので落語のカセットテープをいくつか持参する。この病院は山中にあるので電波の届きが悪いようだ。携帯電話はどうやら通じる模様だが。

母子がピアノで遊んでいる間に夕食準備。朝の回鍋肉で作った味噌だれが余ったのでそれを使って同じような炒め物にする。豚肩切落し肉・大蒜・冷蔵庫のしし唐・エリンギ・タマネギを炒めて卵を絡める。インスタントの若布スープを混ぜたもやしスープ。準備が整ってもすぐに集まらないのは世の主婦(夫)共通で腹の立つところではないだろうか。おまけにやっとテーブルについた唯が「タラコがいいの、今から作って」と我侭を言い出し、言い聞かせようとしたA子の横面をぴしゃりとはたく。俺は黙って唯を椅子から降ろし、子供部屋に入れてドアを閉めてしまう。

その後3人で食事をしたが、唯は頑なに部屋から出てこようとせず中で一人遊んでいる模様。食後、和子が「ねーねいない」と言って子ども部屋に入りたそうにしていたので、「ドアを叩いてごらん」と促して叩かせると、やっと部屋の戸が開いて、和子が入っていくのと入れ替えに唯が顔を出した。べそをかきながらそれでも「おまたせしました」と我々に伝えるところが泣かせる。ドアの向こうでさぞ逡巡していたことだろう。A子と二人、皿の炒め物をつついていても自然と唯の好きな卵とエリンギは避けてしまうので、皿の上にはそればかり残っている。食べ始めると、いつもの元気な唯に戻ってホッとする。それにしても繊細だけでなく、強情な一面も見せるようになってきて、ますます手ごわく感じてしまう。