和子は昨日の動物園がよほど印象深かったようで、「キッキ(お猿?)ぃたー、ぞ(象か)ぃたー」と、いたく感慨深げにしゃべっている。いつの間にか2語文を駆使できるようになっていた。まあ、よほど和子語に接していないと解読できないが。朝食は昨日の刺身を漬け焼きにしたもの。こんなに旨いのに、唯も和子も果物ばかり欲しがっておかずを食べようとしない。せっかくだから俺達が戴くが、もったいないなあ。

授業は午前だけなので午後は年休を取って息抜き。帰りのSHRは副担に任せてしまう。しかしそのまま帰るわけにはいかない。放課後に進学補習があるし、何より今日は管理当番なので校舎の戸締りをしなければならない。ところが戻って補習に臨むも、3人も欠席者が出てがっかり。来週からは平行して行っている他の補習が終わるのを待たず、もっと早く始めることにしよう。校舎を施錠して廻り、鍵をいつも最後まで残る吹奏楽顧問のUさんに預けて帰宅。

帰るとまだA子はピアノレッスン中で、お袋が2階で子供たちや生徒の妹の相手をしてくれていた。唯・和子は既に食事と風呂を終えており、後は寝かせつけるだけ。帰るのが遅くなると俺のやることが減って楽だが、だからこそ後ろめたい気持ちも強くなる。寝かせつけに協力しようと思っても、唯も和子もかあかの側で寝たがって俺の出る幕は無さそう。仕方なく一人風呂に入り、お袋の用意してくれてあったとろろ汁で夕食。ビールと日本酒を少し。ニュースではオバマ氏の大統領が当確したようだ。