やっと休日。予定では部活練習があったのだが、部員の都合により自主練とした。ま、オフシーズンだしね。何よりF市実家から「米を運んでほしい」との要請を受けており、A子と一緒に向かうには9時に家を出ねばならず、練習後では間に合わない。義父の体力が低下していて、重い米袋を運べなくなっているらしい。平日よりは時間があるが、それでも言うことをなかなか聞かない子供たちと格闘して慌しく出発準備。朝食は混ぜご飯の残りと柿。一年分の米袋を運ぶので、俺の車で行こうとチャイルドシートを付け替える。

A子は公民館の合唱祭伴奏。俺と義母は去年も行った近くの農家へ米を買いに。唯は車から降りた途端、農家のおばさんに「こんにちはー!」と近づいていき、ずんずん後を付いて我々から離れ裏庭の方まで行ってしまう。対照的に和子は降ろされると見知らぬ場所に不安がって、俺の足元にしがみ付いて股座に首を突っ込み離れない。同じように育てているつもりなのにどうしてこう性格が違うのかねえ。米を運んで実家の蔵に下ろし、一袋は我々の分として買い帰りに精米をする。

公民館まつりではステージ上にA子の姿を見かけると、やはり黙っていられないのか唯が「かあかー!」と声を上げてしまう。すると和子も気づいているのかどうか分からないが更に大きな声で叫ぶように「かあかー!」と反応する。注意してもしばらく経つと我慢できなくなって同じことの繰り返し。さぞA子は冷や冷やしながらの伴奏だったろう。地元の知った顔が多く集まる身内的な集まりでよかった。帰りに地元の人気ラーメン店で昼を済ませていこうと寄ったら、大混雑でしばらく並んで待つことに。ところが唯も和子も眠くなったのか和子は大泣き、唯は躁状態になって大はしゃぎで、混雑した店内で顰蹙の視線を浴びる。唯が「うんちー!」と叫びだした時点で、もう順番は目前に迫っていたものの店内にい続けるのは断念、店を出る。トホホ、俺はともかくめったに外食できないA子はさぞ残念だったろう。

車に乗るとすぐに寝付いてしまった二人を座席に残し、ずっと我が家よりに行った所で普通のラーメン屋に入りなおして二人で昼食。A子は「ご苦労様」とビールを許してくれ運転を替わってくれるが、こちらこそご苦労様と労いたい。帰って目覚めた子供たちにもラーメンを作って食べさせ、改めて買い物に出かける。このところガソリン代が下がってきているので、車を替えて入れておくためもある。買い物をして、アイスを食べさせ、帰宅して風呂。風呂上りに公民館祭りで買った吟醸酒をA子が薦めてくれるままに飲み、いい気分。つまみで食べていた鰯のはんぺんを二人が欲しがる。こういうの、ご飯のおかずで出してもきっと食べないと思うのだが、喜んでもぐもぐ食べている。俺だけ食べているというのが特別感をそそるのだろうか。夜、心配していたイビキで何度か起こされる。すまないなあ。