最近パソコンの具合も悪い。タクスバーの「更新」の表示に従って設定を更新したら、やたらに重くまた無線ランが頻繁に途切れるようになってしまったのだ。これでパソコンに詳しければ、易々と設定前の状況に戻せるのだが、しばらくあれこれ格闘せねばならなそうだ。朝食は納豆や冬瓜煮など、吐き出す和子や奇声を上げる唯を叱りながら食べる。和子はすぐに「じいじ、じいじいい」と階下でじいじと遊びたがるが、暫く会えない事をどう理解するだろうか。

今日はA子が唯を連れて実家のレッスンへ行くので、一日和子の相手。午前中はお袋と大ショッピングセンターにあれこれ買い物に出かける。できて1年数ヶ月がたつが、本当にでかいセンターだ。便利さを喜ぶよりも、閑静なこの街がどんどん騒がしくなってしまうことに不安を覚える。親父の携帯電池を取り替えて、俺のズボンを買って、あとは食料品をたくさん買い込む。一旦家に戻って買って来た駅弁とお袋の焼きうどんで昼食。

午後は親父の見舞いに。幸い病院は家のすぐ近くなので、歩いて行く事ができる。しかし結核病棟はマスクをして入らねばならず、ちょっと顔を見せるだけと和子を連れ込んだら、廊下で看護婦さんに会ってすごい剣幕で追い立てられてしまった。いつも和子を可愛がってくれる親父にもっとゆっくり会わせたかったが仕方ない。ちょっと顔を見れただけでも良しとしよう。親父は家にいるときと変わらず元気そうだったが、病院独特の暗い雰囲気の中にいるのは気詰まりがしそうで気の毒。親父の残していった車を引き取って帰る。

夕食はおでんを作る。練り物セットに大根・卵・蒟蒻を加えただけだが、甘味噌だれも作ったのがA子に好評。食後「耳をすませば」の続きを唯と見る。純情恋愛ストーリーをA子は横で「あだち充みたい」と盛んに冷やかすが(俺はあだち充が大嫌い)、自分の進路について考えさせられるという点で、中高生の心を揺さぶるものがあるだろうと思う。いかんせん唯にはまだ早いと思うが、しっかりと凝視していて風呂に入ろうと誘っても動こうとしない。頭の中に「カントリーロード」がリフレインして止まらなくなる。