今日も部活だ。大会が近いため練習量はさほどではないが、県立プールへの行き帰りに時間がかかり、家に戻ってくるのは15時過ぎになりそう。まったくせっかくの連休だと言うのに・・・今さらながら運動部顧問の不公平な負担に腹立ちを覚える。しかし誰に命令されての職務でなく、自ら忙しくしているのが全国部活顧問の実態であり、軽減を強く主張できないところだ。先に朝食を食べ終え、唯や和子の見送りを受けて出発。時間もシチュエーションも、平日とまるで変わらない。

練習は三人とも熱心に取り組んでいる。尤もこれでいい加減な態度だったら俺も熱心にあちこち連れてなど行かないが。一昨日は不調だったItも今日は良いタイムで廻っている。いよいよ来週の大会、3人ともベストタイムの更新をしてくれることを祈るばかりだ。それにしても往復4時間近くの車中、話しかけない俺も悪いのだが、3人にグーグー寝られて眠気が押し寄せてくるのに苦労する。

帰っていきなり子供たちに二人抱っこをせがまれ、続いて家の前庭でボールや竹とんぼ遊び。A子から日中の様子を聞くと、午前中はみ○の公園に連れて行ったが、和子は水遊びで泥だらけ・砂だらけになってしまったと言う。まあ食事中の惨状を考えれば想像はつく。それにしても唯は運動能力が発達し、いろんな遊具を楽しめたばかりでなく、和子を気遣って他の子の危ない動きから守ってやったりしたそうだ。やはり外では発散できることもあって、本来の優しい気質を取り戻すのだろう。

食事(納豆スパ)・風呂を終えて、A子の風呂上りを待って寝室で絵本を読んでいるとき、ふと唯が「とうと、もうくさいっていわないよ」と伝えてくれる。昨日の俺の怒りがそれほど彼女の心に残ってしまったのだとしたら、俺の方こそ謝らなければいけない。最近では恒例になった、和子がA子の添い寝で寝付く間、俺の布団に来て一緒にしりとりをする。途中で「とうと、あしたは早いんだからもうやめるね」と言ってかあかの布団に戻っていったのは、俺への気遣いか、母親の元に戻りたくなったのか。